島唄から30年、宮沢和史「大阪にも沖縄を愛す人はたくさん」

『大阪・大正 沖縄フェスティバル』を10月9日に控える宮沢和史(9月11日・大阪市内)
2022年にはリリースから30周年を迎えた名曲『島唄』で知られる宮沢和史。彼が中心となり、同じく2022年に「平尾公園」(大阪市大正区)でスタートした『大阪・大正 沖縄フェスティバル』が、10月9日に開催される。
沖縄出身者が多いことで知られる大正区で沖縄民謡と琉球古典音楽の実力者たちが集い、新たな形で大阪と沖縄を繋ごうとする、想いが詰まった同フェスについて宮沢に話を訊いた。
■「避けて通れない道を忠実に歩いてきた」(宮沢)
──宮沢さんと沖縄の関わりといえば、やはり『島唄』(1992年)がもっとも大きいと思いますが、近年もラジオ沖縄でのレギュラー番組や、三線の棹の原料ともなる黒木(くるち)の植樹プロジェクト、書籍出版などさまざまな活動(注釈)を通して、沖縄との繋がりを以前よりもむしろ深められている印象を受けます。

『島唄』という歌は、(第二次世界大戦中に)沖縄で亡くなった20万人の命へのレクイエムだったり、もう二度と沖縄で戦争が起きないように祈る想いで作ったんですけども。あの歌を作って発表したから、通っていかなきゃいけない道、避けて通れない道があるわけですよね。そこを忠実に歩いてきた、という実感がありますね。
沖縄の戦争は決着がついたわけではないし、むしろ戦後の問題は山積みになったままで、先日も(普天間米軍基地の辺野古移設をめぐる)裁判で沖縄が負けたり・・・。そういう「戦後」が終わらないなかで、沖縄との関わりがさらに深くなったり、ときには沖縄の声を代弁したりもしながら、歩まなきゃいけない道を、ただ歩いてきたということですかね。
(注釈)
ラジオ沖縄:レギュラー番組『宮沢和史の琉球ソングブック』
植樹プロジェクト:『くるちの社100年プロジェクト』
書籍:『沖縄のことを聞かせてください』(双葉社)
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