大阪・海遊館に氷の妖精「クリオネ」、飼育員が北極で採集

2023.8.10 16:45

「海遊館」で展示中のクリオネ

(写真1枚)

北極圏など低水温の海域に生息する「クリオネ」が、大阪の水族館「海遊館」(大阪市港区)のエリア「北極圏」で8月3日より展示中だ。

巻き貝の一種に分類されているにもかかわらず、貝類最大の特徴である貝殻を持たない「クリオネ」。体は透明な部分が多く、羽のような翼足を動かして遊泳する様子から「氷の妖精」とも呼ばれており、その可愛らしい姿にファンも多い。

今回展示されるのは、北海道大学の船「おしょろ丸」が実施した北極航海調査に、同館の飼育員が同行して採集したクリオネ約200個体だ。同館の「北極圏」フロアには流氷の海中で暮らす魚や甲殻類が展示されており、その生き物のほとんどは飼育員が実際に北極圏に赴いて採集したという。

同館では1年1カ月ぶりとなる展示に、SNSでは「おかえりようこそクリオネ」「ぜっっったいにいく」と再会を待ちわびていた人の様子が見られた。

開館時間は朝10時~夜8時(季節により変動、最終入館は閉館1時間前)。入場料は2700円(小中学生1400円、3歳以上700円・お盆など特別料金あり)。場所は同館のエントランスビル3階「北極圏」にて。

海遊館のクリオネ展示

会場:海遊館エントランスビル3階「北極圏」(大阪市港区海岸通1丁目1−10)
営業時間:10:00〜20:00(季節により変動、最終入館は閉館1時間前)
入場料:大人2700円、小中学生1400円、3歳以上700円(お盆など特別料金あり)
電話:06-6576-5501

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