一休さんが逆さに読んだ「とんち」菓子、奈良で初の一般発売
2023.7.6 08:00

「奈良国立博物館」で販売される「通無道(つうむどう)」(1150円)
(写真4枚)
一休禅師(一休さん)のエピソードに着想を得たお菓子「通無道(つうむどう)」が、「奈良国立博物館」(奈良県奈良市)に登場。同館で開催される『聖地南山城-奈良と京都を結ぶ祈りの至宝』展にて、7月8日より販売される。
一休さんの創作とんち漫画『となりの一休さん』(著:伊野孝行)の一編で、客に出されたドーナツが「通無道」。
茶室の掛け軸にも同じ言葉があり、客が「無い道を通るという意味か・・・」などと思いを巡らせているなか、大笑いした一休さんが逆立ちして読むと「どう・な・つ」に。実はお品書きになっていたのだった。
今回発売される「通無道」は、この漫画を読んだ「一休寺」(京都府京田辺市)の副住職・田邊宗弘さんが、「本当にその菓子があったら面白い」と思い立ち、江戸後期から続く奈良の老舗和菓子店「萬々堂」と開発。これまでクラウドファンディングの返礼品や同寺での喫茶で使われていたが、一般発売されるのは初めてとなる。
「萬々堂」の銘菓「ぶと饅頭」をアレンジし、餡に一休さんが製法を伝えたとされる一休寺納豆を加え、形は禅寺ならではの円相をかたどったドーナツ形に。しょっぱい納豆が甘さを引き立てる味わいだという。
パッケージは奈良のデザイン会社「うぶすな」が担当。価格は1150円(5個入り)で「奈良国立博物館」の物販ブースにて。同展は7月8日から9月3日まで、販売も9月3日まで。
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