淡路島のイチオシ夏グルメ、べっぴんハモはなぜうまいのか

伝統の「はえ縄漁」で1尾1尾釣り上げられ、現在でも高級食材として知られる淡路島のブランド食材「べっぴんハモ」
初夏から旬を迎え、関西の夏の風物詩として知られる「鱧(ハモ)」。淡路島で獲れるハモは、美しい見た目から「別嬪(べっぴん)」、さらに「別品」の味と讃えられることから「べっぴんハモ」の愛称で呼ばれ、これからおいしく味わえるシーズンに突入する。
主な漁場・南あわじ市沼島(ぬしま)付近の海は、砂地が柔らかく、餌になる甲殻類や魚が豊富。秋の産卵に向けて脂を蓄えるこれからのハモは、体長70~80cmにも育ち、なかでも700~1000g前後は、しっかりと脂が乗り、味わい深く、コクと歯ごたえも別格だそう。
■ ハモの楽しみは、季節で異なる味わい
「初夏から初秋へ、季節の移り変わりとともに、異なる味わいが楽しめるのも魅力です」と語るのは、瀬戸内海国立公園に位置するリゾートホテル「休暇村南淡路」で広報を務める川島健さん。
「自身の好み」と前置きをしたうえで、「初夏はさっぱりとした旨みが特徴で、ハモすき鍋や湯引きがおすすめです。また、晩夏から秋にかけては、冬に備えて食欲が旺盛になるため、味に深みが増します。『名残りハモ』と呼ばれ、鍋はもちろん焼きハモや天ぷらも絶品」と紹介する。

さらに、ハモの骨で出汁を取ったハモすき鍋は、これから最盛期を迎える淡路島の名産・玉ねぎとの相性も抜群。「鍋の締めに欠かせない淡路島の手延べそうめん、そこにハモの子(卵)を入れると、ツルツルとプチプチが口いっぱいに広がって、鍋の旨みを最後の一滴までお愉しみいただけます」と、さらなる魅力を語ってくれた。
ハモ尽くしの会席料理「淡路島 はも三昧」が味わえる宿泊プランを用意する同施設。「南あわじの福良には腕利きの漁師さんが多く、地元の信頼できる魚屋さんが目利きした最高のハモを仕入れています。暑い夏を乗り切るにも、栄養価が高いハモは最適な食材。絶景の鳴門海峡を眺めながら入浴できる南淡温泉とともにぜひ味わっていただきたい」と、自信を見せる。
「休暇村南淡路」の宿泊プラン、ハモ尽くしの会席料理「淡路島 はも三昧」は、平日だと和室2名1室利用時で1泊2食付1万9400円~/名(入湯税別)。期間は8月31日までで、週末やお盆の時期は予約が込み合ってきたものの、平日であれば余裕もあるという。詳細は公式サイトにて。
取材・文/みやけなお
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