江戸幕府初代将軍・徳川家康の生涯を松本潤主演で描く大河ドラマ『どうする家康』（ＮＨＫ）。「岡崎クーデター」と題する第２０回（５月２８放送）では、武田軍と徳川軍の戦の裏で、ある陰謀が岡崎城で仕組まれる。

病に侵された武田信玄（阿部寛）が後継の勝頼（眞栄田郷敦）にすべてを託し、武田軍は撤退。即座に反転攻勢に出た織田信長（岡田准一）は、武田に寝返った将軍・足利義昭（古田新太）を京から追放する。

一方、信玄との激戦で大きな犠牲を払い傷心の家康（松本潤）は、美しい侍女のお万（松井玲奈）に介抱され、つい心を許してしまう。そのことを知った家康の妻・瀬名（有村架純）は浜松を訪ねた･･･。

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信玄亡き後も変わらぬ強さの武田軍を率いた勝頼に攻め込まれる徳川領・岡崎。家康の嫡男で総大将の信康（細田佳央太）は家臣の石川数正（松重豊）らと応戦するも苦戦を強いられ、家康の妻・瀬名や、家康の長女・亀（當真あみ）も、負傷兵の手当てに走り回る。

一方、病で浜松から動けない家康は、本田忠勝（山田裕貴）らを援軍として送る。そんな慌ただしい状況の裏で、岡崎城ではある陰謀が仕組まれており･･･。

本作は、自らの弱さを歯がゆく感じる繊細な少年が、襲い来る窮地に次々と決断を迫られながらも、個性的な仲間とともに生き延びてゆく物語。放送はＮＨＫ総合で日曜・夜８時から、ＢＳプレミアムは夕方６時から（ＢＳ４Ｋでは昼１２時１５分から）。