注目の演出家・藤田俊太郎、宮澤エマは「彗星のごとく現れた人」

舞台『ラビット・ホール』で主演をつとめる宮澤エマ(左)、演出をつとめる藤田俊太郎(右)
昨年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』での好演が記憶に新しい俳優・宮澤エマと、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』などの傑作舞台を多数手がける演出家・藤田俊太郎。この2人がタッグを組んだ舞台『ラビット・ホール』の会見がおこなわれ、2人がお互いの印象について語る場面があった。
■ 「この方は一体何者なんだろう?」(藤田)
アメリカで育ち、日本で芸能界デビューをしたあと、宮本亜門の勧めからミュージカルの舞台に立つようになった宮澤。藤田はその姿を初めて観たとき「突如日本の演劇界に、彗星のごとく現れた人」というぐらいの衝撃を受けたそう。
「それまで僕がまったく知らなかった空気とメソッドで、舞台に立っていらっしゃったことが鮮烈な印象で、この方は一体何者なんだろう? と。それぐらい新鮮な魅力を持っている、すごく美しい表現をされる方だと思いました」と、最大級の賛辞を送った。

一方で宮澤は、藤田について「7年前に初めてお会いしてから、いつかご一緒したいと思ってたけど、全然呼んでいただけなくて(笑)」と冗談めかし、「でもこの作品で、このタイミングでご一緒できるのは、めぐりめぐって、天からのなにかで来たのかなあ? と思います」と、待ちかねていたコラボであったことを明かす。
■ 「本当は『闇藤田』みたいなものがいるんじゃないか」(宮澤)
さらに藤田の演出について「『自分のビジョンにはまってください』という方ではなく、俳優同士の無限の可能性をすごく信用して、遊ばせてくれる感じです」と称賛しつつも「でもそのなかには『闇藤田』みたいなものがいて、家に帰ってから『あいつはダメだ』とか思ってんじゃないかと(笑)。本当にこのままのナイスガイかもしれないので、千秋楽までに暴けていけたらと思います」と、裏の顔を見つけるという決意表明? を見せた。
舞台『ラビット・ホール』は宮澤のほかに、成河、シルビア・グラブなどが出演。4~5月の東京、秋田、福岡公演を経て、5月14・15日に「森ノ宮ピロティホール」(大阪市中央区)で上演する。チケットは1万1500円で、4月9日から発売開始。
取材・文/吉永美和子
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