発売迫るスタバのコーラフラペを実食、ただの「レトロ」ではない

2023.3.13 18:30

3月15日に発売される「スターバックス コーラ フラペチーノ」

(写真6枚)

「気になりすぎる」と発売前から世間を賑わせているのが、カフェチェーン「スターバックス コーヒー」(代表:水口貴文)の新作「コーラ フラペチーノ」。初の炭酸ドリンクがテーマとなっている。いったいどんなメニューに仕上がっているのか? 15日からの店頭発売を前に、編集部が実食してきた。

■ 「かなりインパクトがあるメニュー」(担当者)

ケーキなどのスイーツモチーフが続いていた昨今のフラペチーノシリーズに、「衝撃」を与えた今回の新作。近年注目の高まる「レトロカルチャー」に、アメリカ発祥の「スターバックス」ならではの「アメリカン・ポップ」を掛け合わせた今シーズンは、新年度を迎える春に合わせ「さあ、一緒に飛び込もう」という、チャレンジングなメッセージも込められているんだとか。

公式ビジュアルもこれまでに無い鮮烈なカラーリングでポップな雰囲気に

広報担当者は「かなりインパクトがあるメニューとなっており・・・レトロアメリカンなコーヒーの世界、という今までにない切り口に仕上がっています。コーラですが炭酸は入っていないので、炭酸が苦手な方でも、この季節だからこそ、挑戦できるのでは」と意気込む。そうか、あくまでも「コーヒーの世界」なのか、ということはコーヒーも入っているの? さっそく飲んでみた。

■ 一言で表すならば「ニューレトロ」

運ばれてくるや、そのビジュアルに「カワイイ」と溢れる声を抑えつつ、まずはひと口。コーラ風味が効いたシャリシャリ食感のフラペチーノにバニラコーヒーホイップクリームがあいまって、口内はほぼコーラフロート状態に。さっぱりとした飲み口が、初夏のあたたかい気候にぴったりで、ついつい何度も吸いたくなってしまう。

「チェリー」をひとつポンっと置くだけで、華やかさが一気にアップ

のどごしが潤ったところで、気になってきたのは「スターバックスならでは」な点。次はゆっくりと吸って味わってみると、はいはい、感じます。下の部分に入っている「バニラコーヒーホイップクリーム」が、ただのホイップとは言えないほどの存在感を放っていると思えば、実はエスプレッソ入り。ほのかに香るコーヒーとコーラを彩るスパイスたち(シナモンやクローブにコリアンダー、ライムなど)との相性も抜群だ。

「コーラフロート」という懐かしいドリンクを飲んでいるかのようだが、そこに「コーヒー」や「スパイス」など新しいモノが合わさっているので、まさに近年のレトロブームで誕生した言葉「ニューレトロ※」なビバレッジであった(※レトロな文化を令和の時代に再解釈して楽しむこと)。これを飲んでいると、いつものスターバックスがどこか西アメリカのダイナーに感じられるかも? 想像力を使って、「どこか懐かしいけど新しい世界」へ飛んでいってみてほしい。

同時発売の「クリーミー & スイート ミルクコーヒー」

価格は持ち帰り678円、店内利用690円。同時発売の「クリーミー & スイート ミルクコーヒー」は、持ち帰り540円〜、店内利用550円〜。

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