「エルピス」の佐野亜裕美P、芸術選奨文部科学大臣新人賞に

テレビプロデューサー・佐野亜裕美さん(カンテレ)
長澤まさみ主演のドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』のほか、『大豆田とわ子と三人の元夫』『カルテット』などを手がけ、今もっとも信頼できるテレビプロデューサー・佐野亜裕美さん(カンテレ)が、「芸術選奨文部科学大臣新人賞(放送部門)」を受賞した。
芸術選奨は、文化庁から「演劇」「映画」「音楽」「舞踊」「文学」「美術」「放送」「大衆芸能」「芸術振興」「評論等」「メディア芸術」の11部門で、その年に優れた業績をあげ、新生面を開いた個人に対し文部科学大臣賞または同新人賞が贈られるもの。カンテレ社員の新人賞受賞は、平成元年度(第40回)の林宏樹さん以来となる。
佐野さんはテレビプロデューサーとして、『カルテット』(2017年/TBS)、『大豆田とわ子と三人の元夫』(2021年/カンテレ)、『17才の帝国』(2022年/NHK)など、既存のスタイルに囚われない新しいドラマを生み出してきたことが評価されて今回の受賞となった。
また、『エルピス―希望、あるいは災い―』(2022年/カンテレ・フジテレビ系)では、脚本家・渡辺あやさんとタッグを組んで冤罪事件を取り上げ、権力の腐敗やテレビ報道のあり方にメスを入れた。それを正義の側から一方的に告発するのではなく、心の闇や嘔吐する身体といった登場人物の弱さの克服とともに描いた点も高く評価されたという。

今回の受賞に佐野さんは、「ドラマは多くのスタッフとキャストで作るものであり、正直なことを言えば個人でこのような賞をいただくことに躊躇もありましたが、みんなの代表として受け取らせていただきます」とコメント。
そして、「新しいドラマを作るときはいつも様々な産みの苦しみがあります。それを共に乗り越え、ともに戦ってくれる素晴らしい仲間に出会えてきたことに感謝し、賞の名に恥じぬよう、観客に深く届くドラマを作り続けるよう精進いたします」と語った。
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