生田斗真、京都での撮影振りかえり「湯道の聖地」と笑顔

映画『湯道』の舞台挨拶に登壇した俳優の生田斗真(3月3日・京都市内)
映画『湯道』の公開を記念した舞台挨拶が3月3日、映画館「T・ジョイ京都」(京都市南区)でおこなわれ、主演をつとめた俳優の生田斗真らが登壇した。
同映画は、日本の生活文化でもある「お風呂」を通じて人々の交流を描く群像劇で、『マスカレード』シリーズなどの鈴木雅之監督がメガホンを取った。脚本を担当したのは、『おくりびと』などで知られる放送作家の小山薫堂。自身が提唱する「湯道」をテーマにしている。
今回、舞台挨拶のおこなわれた京都は、同映画にとって馴染みの深い土地。というのも、劇中の銭湯「まるきん銭湯」とその町並みは、京都太秦の松竹撮影所内で組まれた巨大セットで、近畿を中心にロケがおこなわれたという。
登壇した生田は、開口一番「京都のみなさん、こんにちは!」と高らかに挨拶。「京都は湯道発祥の地。聖地と言っても過言ではない。この映画が、京都のみなさんの心の奥底まで届くことを願っている」とアピールしつつ、「良い映画だった、感動した、という声ばかりが届いている」と自信を覗かせた。
このほか、京都での撮影について、「自分が住んでいる土地を離れて撮影に集中できるというのは幸せなこと。京都は人も良いし、食事もおいしいところがあるので幸せだった」と振りかえった。もっとも思い出に残っているのは、鈴木監督とお風呂に入ったことだという。
脚本家の小山がおすすめする銭湯に撮影後に浸かりに行ったそうで、「一緒にお風呂に入ると昨日よりもその人のことを好きになったり、深く知れた気持ちになったりする。これがお湯の魅力だと思う」と、改めて「湯道」の良さを噛みしめていた。
また、同映画を通して、祖父との銭湯通いを思い出したという生田。「小さいときに祖父に連れられて近くの銭湯に行ったことがある。ぽかぽかになるまで温まって、夜道で体を冷ましながら祖父と一緒に帰ったことが楽しかったのを覚えている。そういった昔の記憶を思い起こしてくれる映画」と懐かしそうに語った。
最後に生田は、「京都をスタートに全国にこの映画を届けたい。みなさんの毎日のお風呂がもっと楽しくなることを祈っています」と締めくくった。同映画は全国で公開中。
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