産地は大阪・なんばのホテル最上階、採れたて野菜をコースで

2023.3.2 20:00

スイスホテル南海大阪36階にある菜園「The Sky Farm@Swisshotel Nankai Osaka」

(写真4枚)

「スイスホテル南海大阪」(大阪市中央区)の36階に入ると現れるピンク色の光を放つ一角。こちらは水耕栽培による菜園「The Sky Farm@Swissotel Nankai Osaka」で、棚の中には青々とした植物が並ぶ。同フロアでは、収穫されたばかりの食材を使ったメニューが提供されている。

同菜園にはバジルやシソなどのハーブ類や、葉物野菜、エディブルフラワーが棚のなかで規則正しく並ぶ。成長を促す特殊なライトと水のみで育つため害虫被害の心配がなく農薬不使用であることから、環境と身体にもやさしい取り組みとして同ホテルが運用し、このたび本格的にメニューに取り入れるに至った。

コース内容は6種類から3種選べるサラダ、パン、スープ、パスタ、肉か魚を選べるメイン、デザートの全6品。サラダには採れたてのアマランサスなどがたっぷり、スープやパスタはハーブの風味が豊かに感じられる。同フロア内「バー36」ではハーブのエッセンスあふれるカクテルもラインアップ。シェフの吉田さんは、「メニューに使いたい食材を、種から探して育てています。収穫してすぐに調理するので、採れたてでしか感じられない食材の風味を感じてほしいです」と話した。

フレッシュな野菜が主役のコース「コースディナー with アンリミテッド シーズナル サラダ」は、8500円。提供はディナー営業の夜6時から9時半まで、同ホテル36階「テーブル36」にて。

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