マユリカ・阪本、ロングコートダディ・堂前ら、大阪で活動する人気若手芸人６名で結成されたバンド「ジュースごくごく倶楽部」が２月２４日、大阪・道頓堀で無料船上ライブをおこない、ファン１０００人がかけつけた。その後の会見で、メンバーの東京進出に絡め、６人が今後の展望を語った。

２０２０年に結成された、堂前タオル（ロングコートダディ・堂前）、ポイズン反町（シカゴ実業・山本プロ野球）、辻クラシック（ニッポンの社長・辻）、ジンジャーエール阪本（マユリカ・阪本）、あたし（滝音・さすけ）、愛コーラ（ムームー大陸・山﨑おしるこ）ら６人からなる同バンド。今回の船上ライブは、初のアルバムリリースを記念しおこなわれた。

メンバー６人中、キーボードのさすけ以外の５人が今春に東京進出を発表しており、会見で辻は「向こう（東京）にうまい人がいたら･･･」と冗談を挟みつつ、「今後も６人で、いろんなところで活動していきたい」と意気込んだ。さすけも続けて、「プレッシャーと戦いつつ、自主練でがんばりたいです」と語った。

「ふざけていたら音楽をバカにしているって思われるので、ボケはゼロでやっています」と言い切る辻。今後の展望を聞かれ、「球場とかでできたらいいなぁ」と意見が飛び交うなか、辻が「『Ｍステ』に出たいって言ってましたけど･･･阪本は出たくないって」と明かし、それを受け阪本は「状況によります。さすがに桑田佳祐さん、椎名林檎さんの並びに僕らやったら飛びますよ」とコメント。記者陣を笑わせた。

１０００人のファンが集まった船上ライブについて堂前は、「思っていたよりたくさんの人が見に来てくれて。それを水の方から見てるっていうのは･･･魚ってこういうことなんかなぁって思いましたね」と、独特な表現でよろこんだ。１ｓｔアルバム『ジュースごくごく倶楽部の１杯目』は、３月１５日に発売される。