オートレーサー・森且行、執念の復帰に「情熱大陸」が迫る

2023.2.18 17:15

『情熱大陸』に出演するオートレーサー・森且行 (C)MBS

(写真2枚)

1996年にSMAPを脱退し、幼少期から夢だったオートレーサーに転身した森且行。衝撃の大事故からの2年を『情熱大陸』(MBS)が密着。2月19日に放送される。

自ら描いた夢の地図は、必ず実現する。諦めず、ゼロからの挑戦をためらわず。それが森且行の信条だ。SMAP脱退時に誓った「オートレース日本一」。森はアイドルから転身後24年目にしてその夢を果たした。

しかし、悲劇が起きたのはその直後。2021年1月、レース中の落車事故で、多発肋骨骨折・肺挫傷・肺血胸・骨盤骨折・腰椎破裂骨折の重傷を負ってしまったのだ。医師が「折れた骨が5ミリずれて血管を突き破っていたら1時間以内には死んでいたかもしれない」と言うほど、命が危ぶまれる深刻な事態だった。

間近で見守ってきた兄も、「神経の損傷で一生歩くことさえできないかもしれない」「一生車椅子生活になるかもしれない」と一時は覚悟を決めたという。しかし森は諦めなかった。体には大量のボルトを埋め込まれているが、歩けるようになっただけでも奇跡だ。

『情熱大陸』に出演するオートレーサー・森且行 (C)MBS

そして森の視線はさらに先にあった。「もう一度、オートレーサーに復帰する」。死ぬ一歩手前の大けがをしてなお、最高時速150キロの勝負の世界へ戻ると誓った。50歳目前、両足に麻痺が残りながらアスリートの第一線へ復帰を目指すことなど、常識では考えられないことだ。

心が折れそうになりながら取り組んだ壮絶なリハビリ。久しぶりに跨ったバイクを思うように操れない苛立ち・・・。再起を諦めないのは、あの仲間たちの応援があるからだという。約2年に及ぶ壮絶なリハビリを経て、地元・川口オートレース場での復帰を目指す森の姿を、『情熱大陸』のカメラが追った。この模様は2月19日・夜11時から。

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