家を彩る「小さめアート」も多数、年2回の展示即売会がスタート

2023.2.19 07:15

オイルパステルを使った、Chiaki Akadaの作品。左は1万6500円、複数購入する人もいるとか

(写真8枚)

注目のアーティスト作品400点以上が展示即売される、大規模アート展『ART!ART! OSAKA』が2月17日より、「大丸梅田店」(大阪市北区)でスタートした。

今回で開催4度目を迎えるが、初の試みとして「近代アート」と「現代アート」を掛け合わせ展示している点が特長。「前回は流行の現代アートに絞っての展示でしたが、今回は日本画や洋画、近代などに幅を広げ、なかなか珍しい展示になったと思います」と、バイヤーの長谷川由美子さん。近代アートの額縁は煌びやかな装飾が多い傾向だといい、その違いを見るのもおもしろい。

入口すぐには、村上隆の『ドラえもん』をモチーフにした作品やアンディ・ウォーホル、草間彌生など、世界から注目される現代アートが並ぶ「トラディショナルギャラリー」が。奥には東郷青児などの近代アート、西洋画なども続く。最多の岡本太郎作品でも7点と、基本的には1作家1作品が展示され、一度に多彩なアートに触れることができる。

会場終盤には若手作家25名の作品がそろう「ニューウェーブギャラリー」もあり、日替わりで作家が在廊(公式インスタグラムを確認)。また、兵庫県出身のアーティスト・うしぞら氏によるライブアートイベントもおこなわれ、会期中の5日間で、大型作品を仕上げていくという。

額にデザインが施されている作品も。こちらは日本のアーティスト・GIRUVIの作品

展示されている作品は購入することも可能。長谷川さんは、「『アート』を生活一部にされる方が増えているため、今回は自宅に飾る用の小さめ作品を増やし、多数揃えています。価格帯も手に取りやすい1万円台からご用意しています」とコメント。

入場料は無料。期間は2月27日まで、朝10時〜夜8時(最終日は夕方5時閉場)。

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