坂本冬美の「あっぱれ」なドレス姿、演歌&芝居で大阪を虜に

『坂本冬美 特別公演』の第1部『華麗なるサギ師たち』より、坂本冬美(右)と木村花代(左)(写真/高村直希)
歌手の坂本冬美が座長をつとめる『坂本冬美 特別公演』が、現在大阪の「新歌舞伎座」(大阪市天王寺区)にて上演中。約3時間半にわたる、芝居あり歌ありの極上エンタメとなった同公演にて、改めて「坂本冬美のスゴさ」を体感した。
約3年ぶりに「新歌舞伎座」での芝居とオンステージに挑む坂本。2023年で芸歴37年を迎える坂本だが、同劇場に初めて立ったのはデビュー5年目のとき。「私が関西出身ということもあり、今もお客さまが『冬美ちゃん』と呼んでくださるあたたかな劇場です(公式インタビューより)」と表現するほどで、実際客席では「冬美ちゃん」と書かれたボードを掲げるファンの姿も多く見られた。
■ 「サギ師」と化す坂本冬美、圧巻の演技力&ルックスで魅了
そんな思い入れの強い劇場での同公演、1部は『華麗なるサギ師たち』で、明治初期を舞台に「鹿鳴館」に集まったワケありの貴族(?)たちによる、「騙し、騙され」の痛快なミステリー物語。そこで坂本は主人公となる、貴族に扮した芸者・美登利を演じる。

細やかな舞台セット、壮麗な衣装に実力派役者陣と、どこを取っても美しく(ときに可笑しく)、転換がある度「次は何が起こるんだろう」とつい胸が踊る。第2部の歌謡ショーはもちろん楽しみにしたいところだが、第1部の芝居だけでもかなり見応えのある仕上がりとなっている。というのも坂本の女優としてのキャリアは年々勢いを増しており、今春から放送される相葉雅紀が主演のドラマ『ひとりぼっち』(TBS)にも出演が決定している。本公演でも華のある存在感を放ちながらも、「芸者」ならではの遊び心に富んだ役柄を見事に演じきった。
そして、そんな坂本のバディ・春貞役を演じるのは俳優の中村梅雀。中村に関しては、後におこなわれたトークショー(第2部)で、「ダメ元でオファーをかけたら、快く受けてくださった」というエピソードを坂本が明かしたが、中村にとって「歌手が座長を務める舞台」への出演は初めてだったそう。坂本冬美&中村梅雀タッグには、ぜひ注目していただきたい。

作品のテーマは、昨今のニュースにもよく出てくる「詐欺」。シリアスなテーマながらも、登場キャラクターや脚本家・齋藤雅文と演出家・金子良次が手がける「芝居の嘘」で組み立てられたストーリーは、自然と観客をポジティブな世界へと誘ってくれ、観る者の心をきっと豊かにしてくれることだろう。
■ 「いつも観ていただいている私とは違うんじゃないかな」
そして第2部は、お待ちかねの『坂本冬美オンステージ「艶歌(うた)の桜道(はなみち)」』。2014年に初めてカバーして以来、坂本の代表カバー曲となりつつある『また君に恋してる』から始まり、『帰ってこいよ』『火の国の女』などを熱唱。『男の火祭り』では演者・観客が一体となり、拳を突き上げながら「あっぱれ」と謳歌した。

また、特別ゲストの中村梅雀も中盤に参戦。中村のベースと坂本のコンビはここでも健在で、2人の絡まり合う豪華セッションに、客席からは割れんばかりの拍手が巻き起こった。

途中のトークショーでは、坂本が生粋の関西弁で「ほんまに幕を開けられるんか? と心配していましたが、気がついたらあと8日ほどになっていました。いつも観ていただいている私とは違うんじゃないかな、と思います。最後まで楽しんでいただけたら」とコメント。
そして、ペンライトやメッセージボードを掲げる観客をうれしそうに見渡しながら、「『アメリカから来ました』って、アメ村じゃなく?」などと、ときたま発する鋭いツッコミに客席は笑いに包まれ、3時間半にわたる公演はあっという間に感じられた。
『坂本冬美 特別公演』は2月26日まで、『新歌舞伎座』にて上演。チケットは1階席1万3000円、2階席7000円ほか、当日券の販売もあり。詳細は公式サイトにて。
『坂本冬美特別公演』
会場:新歌舞伎座(大阪府大阪市天王寺区上本町6−5−13 YUFURA6階)
期間:2023年2月3日(金)〜26日(日)
料金:1階席1万3000円、2階席7000円、3階席4000円、特別席1万5000円
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