菅井友香「甘え方は分からないな」、櫻坂46卒業で見えた新世界

舞台『つかこうへい復活祭2023「新・幕末純情伝」』で主演をつとめる菅井友香
櫻坂46(2020年に欅坂から改名)の一期生として、7年間キャプテンを全うした菅井友香。メンバーを献身的にサポートする真っ直ぐな姿勢を持ちつつも「文武両道が鉄則」「大の馬術好き」など、どこから切っても魅力にあふれ、まさにアイドルのお手本とも言える存在であっただろう。
そんな菅井は2022年11月にグループを卒業し、ひとりの女優として歩み始めた。そして、卒業後1発目となる舞台『つかこうへい復活祭2023「新・幕末純情伝」』の神戸公演(1月17日〜)を控えるなか、開幕直前インタビューが実現。本作についての意気込みから、彼女が思い描く「女優像」まで話を訊いた。
■ 「たしかに、甘え方は分からないな」
──今作の演出家・岡村俊一さんが、ツイッターで「関西の方々、菅井友香が奇襲攻撃を仕掛けますよ〜」と、投稿されているのを見て、思わず微笑んでしまいました。
ちょうど先程ラジオ番組(MBSラジオ/松井愛のすこ〜し愛して)に出演させていただいて。生で出させていただくの初めてですし、今回は結構初めて尽くしで。グループのときはライブの会場とホテルの行き来しかなかったので、今日は改めて外を眺めながら「こんな場所もあったんだ、満喫したいな」と思いましたね。
──ラジオでもありましたが、関西の人は基本的に「関西好き」と言ってもらえるとうれしいので、ありがたい限りです。
今回立たせていただく劇場の周辺情報も、さっそく「行きたいな〜」と調べていました(笑)!
──お時間は限られていると思いますが、ぜひ楽しんでください!さて、グループ卒業後初となる舞台になりました。東京公演を終えられて、手応えはいかがでしたか?
やっぱり最初は、演じさせていただく上で「大丈夫かな?」と不安がありましたが、任せていただいたからには「全力で!」という思いがあったので、必死に準備してきました。まずは「紀伊国屋ホール」(※東京公演の会場)を満員で終えられたことは本当にありがたいことでした。
でも、ずっと愛され続けている作品、いろんな俳優さんたちが繋いで来られた作品だからこそ、お客さまにお見せする「怖さ」みたなところはありました。

──その怖さは、どこから?
やはりつかさんの作品を愛して見続けられている方々に受け入れてもらえるか、自分の沖田総司は大丈夫かな? という思いもありますし。そして、やっぱり自分が座長なので、演者の方々には「やってよかった」って思っていただきたいですし、みなさんが怪我なく最後までできるかな、という思いもあります。
あと、「お客さまがちゃんと入ってくださるかな」と・・・いろんなことを考えますね。
──菅井さんは櫻坂46(結成当時の欅坂46)で初代キャプテンとして、メンバーを引っ張ってきた経験がありますよね。今回は座長として、そこがかなり活かされたのではないでしょうか?
卒業してからもこうして座長をやらせていただけて、「やっぱりキャプテンの経験があってよかったな」と思う瞬間は多かったです。1人ひとりと向き合う時間を作るとか、グループでやっていた円陣を今回はみなさんと一緒にやっていて。掛け声を出しながら、気合い入れしています(笑)。
今回は頼りになる先輩方がいてくださる安心感がすごくて、そこは自分まだまだだな〜と思いながら「もっともっと頑張らないと」と思う日々でした。
──これまではグループのなかで、菅井さんは「助けてもらう側」より「サポートする側」が多かったのではないかなと思います。先輩方とご一緒するなかで、リーダー格でありながらも「甘えられる」というのは新たな体験だったのでは。
自分では分からないんですけど、「もっと周りを頼ってもいいんだよ」って言ってもらったりとか、「菅井さん甘えるのが下手だから、もっと周りに身を委ねていいんだよ〜」みたいなことも言っていただいたりして、「たしかに、甘え方は分からないな〜」と気付きました(笑)
──学びの収穫ですね。
グループ時代から、言葉を発する前は、頭のなかでよく考えてから言うタイプだったんですけど、今回は「今日は円陣で何言おうかな」とか考えながらも、今までより気楽にできてる気がします。円陣は必ず10分前!というのだけは決めていますが!
『つかこうへい復活祭 2023「新・幕末純情伝」』
会場:AiiA 2.5 Theater Kobe (兵庫県神戸市中央区北野町1-3)
期間:1月17日(金)〜19日(日)
料金:8500円(当日券あり)
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