老舗料亭や人気レストランなど、京都の名店の期間限定メニューが特別価格で楽しめる『京都レストランウインタースペシャル２０２３』が２月１日、京都府内の各店舗でスタート。観光誘客キャンペーン「京の冬の旅」と連携しているほか、一部店舗では京都産食材を活用するなど、京都の観光資源を活かした取り組みとなっている。

今年３月に文化庁の移転を控えている京都。イベント期間は文化庁移転予定日の３月２７日までで、１４回目となる今回は、府内の飲食店１５１店舗が参加している。京料理や中華、フレンチ、イタリアン、スイーツなどさまざまなジャンルの名店の特別メニューが、３０００円～２万円（スイーツのみ２０００円）で堪能できる。

参加店舗のうち、京懐石が楽しめる「下鴨茶寮」（京都市左京区）や、京都の町並みを一望できる「レストランひらまつ高台寺」（京都市東山区）など３７店舗では、京都産食材を使った特別メニューを用意。さらに、海外観光客にも京都の魅力を楽しんでもらうため、外国語対応が可能な店舗を公式サイトで紹介するなど、国内外の誘客にも力を入れている。

このほか、「京の冬の旅」と連携し、デジタルスタンプラリーも開催。期間中に特別に公開される文化財を拝観したり、参加店舗で飲食したりすると、豪華賞品が当たるという。また、ＬＩＮＥポイントがもらえるアンケートも実施するなど、イベントを通して京都観光を盛り上げていく。

イベントの詳細や参加店舗は公式サイトをチェック。営業時間や定休日は各店舗によって異なる。