東大阪と長崎・五島を舞台に、挫折と挑戦を繰り返すヒロインが成長していく連続テレビ小説『舞いあがれ！』（ＮＨＫ朝ドラ）。１月３０日放送の第８２回では、舞の幼なじみ・貴司が短歌賞を受賞し、実家のお好み焼き屋でお祝い会が開かれるシーンが描かれた（以下、ネタバレあり）。

短歌界の芥川賞とも言われる「長山短歌賞」を受賞した舞（福原遥）の幼なじみ・貴司（赤楚衛二）。舞たちは、貴司の実家であるお好み焼き屋「うめづ」にて、たまたま店で食事をしていた兄・悠人（横山裕）も交えてお祝いの会を開く。

すると、遅れて到着した久留美（山下美月）が恋人・八神（中川大輔）をみんなに紹介し、婚約したことを明かす。よりお祝いムードが高まった「うめづ」で、航空機部品のプロジェクトリーダーを務める舞を含めた３人の新たな門出の日を祝うのだった。

今回の放送では、久留美の婚約者・八神と舞たちの会話が話題に。ファンドマネージャーとして有名な悠人を目にし「こんなとこで有名人に会えるなんて」と発言したり、舞と貴司を恋人同士と勘違いしダブルデートを提案したり、違うと分かると「よかったら若いドクター紹介しますよ」と続けたり･･･と、どこか周りをヒヤヒヤさせるような言動を繰りかえす八神。

ＳＮＳでも「八神先生、神経ごんぶとスパゲッティで出来とんかと思うくらいのアレさだな･･･」「あれ、八神先生もっと真摯な性格かと思った。意外と軽め？」「悪い人ではないだろうけどくるみちゃんにとって良い人なのかジャッジが難しい」など、八神の言動に違和感を覚える人が多く、ツイッターでは「八神先生」がトレンド入りした。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。１月３１日放送の第８３回では、舞と従業員の笠巻（古舘寛治）・結城（葵揚）は、完成したボルトの強度試験のため、ライバル会社「朝霧工業」を訪ねる。

文／つちだ四郎