分厚すぎる・・・元力士が作るカツサンド専門店、梅田に出現

切って開く瞬間、その分厚さに歓声があがることも
インパクト抜群のビジュアルで連日行列を作っている大阪・難波のカツ丼専門店「かつ丼 ちよ松」。その姉妹店「カツサンドちよ松」が、11月16日に大阪・茶屋町エリアにオープン。1カ月が経過した今、インスタグラムやTikTokなどSNSに動画が多数投稿され、注目が集まっている。
今春オープンしたカツ丼専門店「ちよ松」。「何を食べても満足できない。美味しいものは少なくて足りない。お腹いっぱいになれるものはあまり美味しくない・・・。だからお腹いっぱいになれる、美味しいものを作りたいと思い立ったんです」とオープンのきっかけを話す、元力士の店主・千代松さん。
食へのもどかしい思いと相撲部屋でちゃんこ番を担当していた経験を活かして開発したのは、なんと厚さ5cm超、1人前400gもの巨大なとんかつが乗ったカツ丼だった。低温調理でじっくりと火を入れたしっとり柔らかい肉をカツにし、美味しさとボリュームを両立させたカツ丼は瞬く間に話題となり、今では連日行列を作る人気店となっている。
そして今回、「ビッグサイズのカツを気軽に味わってもらえたら」と、カツ丼よりも気軽に食べられるテイクアウトの専門店をオープン。カツ丼の半分の量(200g)のとんかつをサンドしたカツサンドは、厚さ5cm超で半分とはいえ圧巻のボリュームだ。

持つとずっしりと重く、片手いっぱいになり、どこからどうかぶりついたらいいのか悩むほどの大きさだが、食べてみると意外にもあっさりとした味わい。低温調理で肉の余分な脂が落ちていることや、トマトの酸味が効いたソースを合わせることで食べやすさを実現させたそうで、老若男女問わず人気だという。
千代松さんは、「とんかつって庶民的な食べもので、がっついて食べるべきだと思う。人目など周りを気にせず思いっきり、ワイルドに頬張ってください!」と話す。「ちよ松カツサンド」は1200円。営業時間は昼11時〜夕方6時。売り切れ次第終了。
取材・文・写真/野村真帆
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