一家に一個!? ウタマロ最強説、汚れが落ちまくる秘密に納得

発売から60年以上経った今でも愛用され続ける「ウタマロ石けん」
鮮やかなエメラルドグリーンが印象的な洗濯石けん「ウタマロ石けん」。泥汚れで黒くなったスニーカーが真っ白になるなど、その凄まじい汚れ落ち能力でSNSでもたびたび話題となる。筆者も服にコーヒーなどをこぼしてしまっても、「まあ、ウタマロあるからいけるやろ・・・」と焦らないほど、全幅の信頼を寄せている。
普通の洗濯洗剤ではなかなか取れない汚れも落ちるため、小さい子どもがいる家庭、外でおこなうスポーツをしている人など、常備している家庭も多いのでは? 「なんでこんなに汚れが落ちるんだろう・・・」と気になりすぎたので、その秘密や使い方のポイントについて、同商品を手がけるメーカー「東邦」(本社:大阪市生野区)を直撃した。
■ 白くなる秘密は、何百回も試験を繰り返して見つけた理想の配合
なんと同商品が誕生したのは昭和32年。当時は「全体洗い」用の洗濯石けんとして使われていたが、洗濯機の普及によりガンコな部分汚れを落とすニーズが増加。いつしか「部分汚れ」用の固形洗濯洗剤として愛されるようになった。
泥だらけの野球ユニフォーム、泥汚れが目立つスニーカー、食べこぼし、ワイシャツの汗染み・・・など白い布を美しく蘇らせることができるのが特徴だが、これは「ウタマロ石けん」の原料の組み合わせと配合に秘密があるという。
「ウタマロ石けん」に限らず、石けんは脂肪酸という油成分からできているが、この脂肪酸にはいくつか種類があり、その組み合わせや配合は無限大なんだとか。しかし「ウタマロ石けん」はそのなかから何百回も試験を繰り返し、ガンコな汚れ落としに理想的な配合を見つけ出したそう。

■ 衣替えで要注意! 白い衣類の「黄ばみ」汚れもお任せ
すっかり気温も下がり、衣替えをした人も多いだろう。夏にかなり活躍した「白いシャツ」や「白いTシャツ」だが、洗濯して仕舞っておいても翌年の夏に出すと「あれ? 黄ばんでる?」なんて経験もしばしば。その悩みを相談してみると・・・。
「白いTシャツやYシャツのエリ・ソデに出がちなガンコな黄ばみ汚れは、落としきれていない汚れが時間経過で酸化することで現れます。また、白い衣類は元々生地に蛍光剤が入っているのですが、洗濯するごとに流れ落ちてしまうため白をキープできず、それがくすみの原因になるんです」と澤谷さん。
そのため、「汗や皮脂汚れが付着した白い服は、ウタマロ石けんでこまめに洗うと、繊維の奥の見えない皮脂汚れまでしっかり落としたうえで、失われた白さも蛍光剤で補強でき、シーズンを跨いだときに現れる黄ばみ汚れを防げます。ですので、白い衣類に目立った汚れがなくても日々のお手入れとして使ってあげることで、お気に入りの服を長持ちさせることができます」と、普段使いを勧める。
■ 住宅用や食器洗い用など、用途に合わせて誕生
しかし注意したいのは、固形のウタマロ石けんは色柄ものに使うと、色落ちや白っぽくなってしまう可能性もあること。それを解決するべく、2012年に誕生したのが部分洗い用液体洗剤「ウタマロリキッド」だ。
こちらも皮脂汚れなどしつこい汚れを落とす能力に優れているので、食べこぼしなどはもちろん、口紅、ヘアオイルやヘアワックスなどの化粧品汚れもスッキリ落とすことができる。

また同年、洗濯用洗剤以外の洗剤も登場した。水拭きできるところに使用できる住宅用クリーナー「ウタマロクリーナー」は、中性なので家中さまざまな場所に使えるが、ガンコな汚れに強いのが特長。キッチンやバスルーム、トイレ、床拭きなど、さまざまなところへの掃除にこれ1本で済むことで人気を得ている。
最近では家庭以外でも活躍の場を広げているそうで、特に釣りをする人にはクーラーボックスを「ウタマロクリーナー」で掃除をすると「魚の匂いがなくなる」と口コミで広がっているそうだ。
そのほか、手肌にやさしいのにガンコな油汚れはスッキリ落とせる食器洗い用洗剤の「ウタマロキッチン」も含め、同社から販売されている洗剤類は4品と、商品数は限定的。しかし「1本あれば安心」「これがあれば汚れが落ちる」など、主婦から最強説が唱えられている。
実際、ファンレターを通して届くことも多いそうで、「子育てするのに汚れを気にしなくていいから余裕ができました」「嫁入り道具に持たせます!」など、日々の生活に関することだからこそ、ユーザーたちの生活に大きく影響を与えている。
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