浅沼晋太郎、「四畳半」舞台の京都で早口の裏話披露「尺より…」

2022.9.18 07:45

急遽「四畳半」ポーズを考えて披露する浅沼晋太郎(左)、中井和哉(17日、京都市左京区)

(写真7枚)

9月30日より劇場版が3週間限定で全国公開されるアニメ『四畳半タイムマシンブルース』。そのメインキャストである「私」役の声優・浅沼晋太郎、樋口師匠役の声優・中井和哉が9月17日、京都市勧業館「みやこめっせ」(京都市左京区)でのイベントに登壇した。

森見登美彦の小説『四畳半神話大系』と、上田誠(ヨーロッパ企画)の戯曲『サマータイムマシン・ブルース』が融合したアニメ『四畳半タイムマシンブルース』。主人公の「私」が、悪友・小津によって気ままに改変された世界の消滅を危惧し、日常を取り戻そうとするさまが描かれる。

テレビアニメの放送から12年のときを経て、再び「私」役を演じることとなった浅沼。「すごくうれしかった反面、めちゃくちゃ不安でしたね。久しぶりに同じ役を演じるというのは、我々結構あるんですけど、そういうときは決まって緊張します。成長したことによって変わってしまった自分もいるので」と明かすと、中井も「嫌だよね。10数年前の自分を見るの」と同意した。

膨大なセリフ量を早口で話すさまが印象的な「私」。浅沼は「(前作の)湯浅政明監督から『膨大な文章には有益な情報は何もないから、右から左に流れていくお経みたいなもので良い』と言われてやったのが、テレビシリーズのナレーションなんです。そのわりに僕、舌がとれそうになってるんですけど(笑)。そのときよりも今回は、状況説明のようなものが多いので、ちょっと丁寧になっています」とコメント。

「成長しない、どうしようもないダメ大学生の『私』が好きだった」ため、少しさみしさもあったと語る浅沼晋太郎(17日、京都市左京区)

しかし、アフレコ収録時に「僕、本当にガチガチになってて、12年前のクオリティを超えなきゃいけないというプレッシャーにさいなまれていまして。実は用意されていた尺よりも早く読んじゃって、『早すぎ』って言われたり・・・。ゆっくりだったらがっかりされません?って思っちゃって」と、監督から注意されたと吐露。

それに対して中井が、「何をしてくれてるんだ! 声優さんならこのくらいの早さで出来ると思われるからやめてよ」と訴えると、浅沼は「(早口に定評のある声優の)神谷(浩史)さんにも言われたんですよね(笑)。おまえがああいう風に読んじゃうからさって」と明かし、中井が「言いそう~!」と同意して会場を沸かせた。

■ 悩みながらも「すっきり納得して収録できた」(浅沼)

「『私』が成長していることを寂しく思っちゃって、自分のなかで納得できていないところがあった」と、12年ぶりの「私」に悩んだという浅沼だが、「収録を止めて、監督たちと結構時間をかけてディスカッションさせていただいて。森見先生自身が12年経って心境の変化もあって『私』も成長してるんですって言われて、すっきり納得して収録できた感じです」と、収録の裏話を語った。

最後に浅沼は、「悪魔的融合という言葉がキャッチフレーズになっていますが、本当にSFとラブコメディと群像劇と・・・いろんなものが融合されている『幕の内弁当』みたいな作品です。2022年の夏の思い出にしていただければうれしいです」と呼びかけた。

同作は9月30日より梅田ブルク7、Tジョイ京都ほかにて3週間限定で全国公開。9月14日からは「ディズニープラス」でも先行配信されている。

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