「パピコ専用のセーター」がSNSで話題、グリコの反応を訊いた

アイスのニット屋さん考案の「パピコ専用セーター」画像提供:@knitknitice
カップアイスやアイスバーなど、種類は色々あるけれどグリコの「パピコ」やロッテの「クーリッシュ」のような飲むタイプのアイスは、手が汚れる心配をしなくていいうえにワンハンドでOK。オフィスでも歩きながらでも食べられるというのが最大の魅力だ。
しかし、そんなワンハンドアイスにも1つ弱点が。それは、「持ち手がめっちゃ冷たい」こと。せっかく片手で食べられるのに両手が結露で濡れてしまう・・・。対策としてティッシュにくるんで食べる人や、タオルを巻く人、さらにはドライヤーの速乾手袋を使う人までいるようで、「指が死ぬ」とのコメントも。
そんな悩みを解決する「パピコ専用セーター」という画期的なアイテムを編み出しているアカウント、その名も「アイスのニット屋さん」をTwitterで発見。「パピコのセーター」「手編みで着せ替えパピコ」というハッシュタグまで誕生し、渋めの色や太めの毛糸、思い思いの色合いでオリジナルのパピコ用セーターを作る人が続出している。
さらに2022年4月〜7月にかけて、「江崎グリコ」(大阪市西淀川区)がアイスのニット屋さん公認でパピコのセータープレゼント企画を実施しているではないか。公式が採用した「パピコ専用セーター」。使い心地やこだわりのポイントは? そもそもなぜ、これほどもでに限定的なアイテムを作ろうと思ったのか? 詳しく話を訊くべく、ツイ主のアイスのニット屋さん(@knitknitice)に問い合わせた。
■パピコはあの形であるからこそパピコ
──「パピコ専用セーター」という非常に限定的なアイテムを作ろうと思った経緯を教えてください。
パピコはあの唯一無二の形であるからこそパピコなのです。自分の手を守りながらもパピコ特有の形を隠すことなく見た目にもかわいく食べるにはどうしたら良いかを追求した結果、たまたま独学で身につけた靴下を編む技術とそのための素材が偶然にも適していて、出来上がったのがこのパピコのセーターです。
──反響が大きく、公式のキャンペーンにも採用されていましたよね。 世間のリアクションについて、どう思われましたか?。
あまり反応が無ければ自分で編んだ色違いのセーター(パピコの)などを細々と投稿していくつもりでした。しかしあっという間に拡散され、投稿した次の日から早速編んでくれた方の写真が続々とあがってきたことには本当に驚きました。
パピコ公式アカウントの目にとまってイイネとリツイートをしてもらえたらなと図々しくも期待はしていました。でもそれ以上にキャンペーンのネタとして採用されるなんて予想外でしたし、とても光栄です。
──最後に、編み物愛好家として一言お願いします。
とにかく効率とスピードが重視される現代において、わざわざ手編みをやる意義は見出されにくいでしょう。それでも、編み物の楽しみがこんな小さなものからでも1人でも多くの方に伝わればうれしいです。
◇
見た目にもかわいく機能的な「パピコ専用のセーター」だが、一体なぜパピコ公式がこのアイデアを採用することになったのか? 菓子メーカー「江崎グリコ」に直接訊いた。
■フォルムもパピコにぴったりフィットでうれしい

──過去に、「パピコ」を食べるとき手が冷たくなるという悩みがよせられたことはありますか?
手が冷たくなることは、クールダウンやリフレッシュを後押しする効果も有り、ポジティブな要素として評価いただくこともありますが、場面や状況によっては、お悩みとしてのご意見としてお声を頂くこともございます。
──キャンペーンに「パピコのセーター」を採用した経緯をお聞かせください。
アイスのニット屋さんに「パピコのセーター」の投稿をしていただいたことと、その後多くの方が反応されていたことを知っており、非常にうれしく思っておりました。その後プロモーション案を検討するなかで、このかわいらしい「パピコのセーター」をより多くの方に知ってもらい、パピコを食べていただきたいと、具体化を決定しました。
──アイスのニット屋さんの「パピコのセーター」というアイデアを初めて知ったときはどう思われましたか?
非常に色合いが鮮やかで、フォルムもパピコにぴったりフィットさせていただいていたので、文字通り「パピコがセーターを着ている」状態を叶えていただいていて、本当にうれしい気持ちになりました
──キャンペーンの反響はいかがでしたか?
このキャンペーンによって、編み物が好きな方のなかでパピコの話題が広がったり、パピコやアイスが好きな方のなかで編み物の話題が広がったりと、新しい情報の広がり方が発生しました
また、「パピコのセーター」を編んでいただいた方、お友だちやご家族内でプレゼントされたり、一緒にパピコを食べていただいた方も多数いらっしゃり、パピコや編み物への愛情が深まっていることを感じさせていただいております。
◇
シンプルな道具と毛糸だけで手軽にはじめられる編み物。だんだんと秋が深まり、アイスを持つ手がますます冷たくなるこの季節、あなたも週末のお供に「パピコ専用セーター」を編んでみては?
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