メキシコで日本食の宅配弁当屋、祖母が思い出のジャムを届ける

2022.9.10 20:00

メキシコで日本食の弁当デリバリー会社を営む深田美咲さん(C)ytv

(写真4枚)

世界各地で奮闘する日本人を紹介し、家族からの贈り物を届ける読売テレビの『グッと!地球便』(案内役:山口智充)。9月11日放送回は、メキシコ屈指の観光地・ケレタロで宅配弁当屋を営む深田美咲さんにスポットを当てる。

ケレタロの郊外にある仕事場兼自宅で、6年前に結婚した夫のエリオさんと1歳の娘・芽生ちゃんと暮らしている美咲さん。かつてはエリオさんの故郷であるベネズエラで旅行会社を経営していたが、内戦により国の経済が破綻。そこで3年前に新天地を求めてメキシコへ移住し、半年前に夫婦で日本食の弁当デリバリー会社「EMI」を起ち上げた。

世界遺産があるケレタロはメキシコ屈指の観光地である一方、近年は各国の大手企業の工場が急増している工業都市で、1日の作業は朝6時からスタート。週に1度、地元の市場や日本食材を扱う専門店を巡って材料を仕入れ、すぐさま1週間分の仕込みをするのだが、毎日の仕込みも深夜0時まで続き、「子どもも生まれたので家でできる仕事を・・・と思ったんですけど、こっちの方が全然労働時間が長いです」と美咲さんは苦笑する。

両親の離婚後、祖父母に育てられた美咲さん。以前は「料理も一緒によくしました」という祖母・紀美子さんは、「待望のひ孫が生まれたんですが、そんな子どもがいるのにどうやってお弁当をしているのかなと思って・・・」と、孫娘の子育てや仕事の様子を気に掛けている。

番組では、三重県で暮らす祖父母の想いとともに、美咲さんに梅のジャムを届ける。毎年、庭でとれた梅で手作りしていた思い出の味だ。添えられた手紙には、「生きていくのに一番大切な食事の仕事を選んでくれたことはとてもうれしいです」というメッセージが・・・。

美咲さんは「おばあちゃんも漬物を自分で販売したり、野菜を育てたりして、『何があっても食事が一番大事で、安全なものを届けたいから自分で作る』と言っていた。おばあちゃんの影響も受けて今の仕事を選んだんだと思っています」と涙ぐむ。この模様は9月11日・朝10時25分から放送される。

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