ちむどんどん第20週振りかえり・君と僕のイナムドゥチ

2022.9.2 08:15

「ちむどんどん」の厨房で会話を交わす暢子(黒島結菜)と矢作(井之脇海)(C)NHK

(写真5枚)

沖縄・やんばるで生まれ育ったヒロインが、東京で料理人として成長していく連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK朝ドラ)。9月3日は「君と僕のイナムドゥチ」と題した第21週(8月29日〜9月2日放送)を振りかえる。

料理人として独立したヒロイン・暢子(黒島結菜)が東京・杉並で開く、沖縄料理店「ちむどんどん」のオープンまで約2週間。従業員として働くことになった矢作(井之脇海)は周囲への冷めた態度は変わらないものの、初めて取り組む沖縄料理の作り方をどんどん覚えていき、暢子は頼もしさを感じていた。

妊娠中の暢子の体調も良好で、フリーランスの記者として活動しはじめた夫の和彦(宮沢氷魚)も月刊誌での連載が決まり、順風満帆な日々だ。

沖縄・やんばるでは、小学校教員として働く暢子の姉・良子(川口春奈)が給食主任として学校給食の改革をおこなおうとしていた。学校独自の取り組みとして、地元の野菜をふんだんに使った「うまんちゅ給食」を始める運びとなったのだ。

また、民謡歌手を夢見る妹・歌子(上白石萌歌)は、内気な性格ながら人前でも緊張せずに歌えるようになってきたことに自信を持ち始めていた。

矢作(井之脇海)に沖縄料理を教える暢子(黒島結菜)(C)NHK

ほどなくして東京では、暢子が親しい人々を招き、店で提供するメニューの試食会を開く。はじめのうちは2人体制で全般業務をおこなう予定だという暢子の発言に、矢作は「そんな話は聞いていない、料理人として雇われたのだから料理以外の仕事は一切やらない」と宣言。

周囲も人手不足を心配して「アルバイトを雇ったほうが良いのでは?」と助言するも、人件費などに不安を感じる暢子は、矢作の要望を受け入れてその分を自分が働こうとする。和彦をはじめ、仕事で沖縄と東京を行き来する智(前田公輝)から近況を知ったやんばるの家族たちも、妊婦である暢子が働きすぎるのを心配していた。

そんな折に、歌子は思いを寄せる智からネックレスを受け取る。本当は智が歌子を思い浮かべて歌子のためだけに買ったものだったのだが、「貰い物だ。2つもらったから、暢子にも同じものを渡した」と、智は思わず嘘をついてしまう。智は歌子への好意を自覚しながらも、過去に姉の暢子を好きだった経緯を気にして素直に自分の気持ちを認められないでいた。

一方で歌子は智への恋心を抱きながらも、智がまだ暢子のことを好きなのではと考えては自己嫌悪に陥っていた。そんな歌子を、姉の良子は「歌子が自分のことが嫌いでも、うちは歌子のことが大好きさ。みんな知ってるよ、歌子がでーじやさしいこと」と、やさしく受け止めて励ますのだった。

そして「ちむどんどん」のオープンまであと1週間となり、開店準備もいよいよ大詰めを迎えていた。しかし、やるべきことは山積みながら人手が足りず、矢作と暢子の仕事量の分担も偏っており、終わらない準備に暢子は頭を悩ませる。

夫の和彦(宮沢氷魚)と相談する暢子(黒島結菜)(C)NHK

そんな暢子のもとに突然、妹の歌子が沖縄から東京へやってくる。驚く暢子に、「うちをこのお店で働かせてください!お店だけじゃなくて、お家のこともできることはなんでも手伝うから」と頭を下げる歌子。暢子を心配する母・優子(仲間由紀恵)と良子で話し合い、歌子が手伝いにいくことになったのだという。暢子は申し出を受け、歌子がしばらく店を手伝うこととなる。

その頃、良子が勤める「山原小学校」では週1回の試みとして「うまんちゅ給食」が始まる。良子と給食の調理員・安室のおばぁ(あめくみちこ)が固唾をのんで見守るも、野菜中心の献立に慣れない子どもたちの残飯率は上がってしまった。職員たちの間にも今回の取り組みは失敗と捉える空気が漂うが、良子はやり方を考え直してみるので来週もやらせてほしいと校長にお願いする。

どうすべきか煮詰まっている良子に、夫・博夫(山田裕貴)はほかの学校が取り組んでいる食品学習の資料を探して集めてきてくれる。そこで目にした「食育」というワードと、博夫の励ましを受け、良子はもう一度前向きに考え始めるのだった。

一方で東京では、歌子の手伝いで準備が進んだだけでなく、険悪だった智と矢作の関係性が歌子のおかげで和らいだことから、暢子は「歌子は昔からその場を和ませてくれる」と喜んでいた。そして歌子も、智から贈られたネックレスが自分だけに贈られたものだったと知って密かに喜ぶ。

歌子(上白石萌歌)の歓迎会を開く暢子(黒島結菜)たち (C)NHK

そして、智や三郎(片岡鶴太郎)たち沖縄県人会の仲間が集まって歌子の歓迎会が開かれることに。途中で歌子と智が手分けして買い出しに出かけるが、一足先に店へ戻ってきた歌子は、酔った男性陣が智、歌子、暢子の関係性について話しているのを立ち聞きしてしまう。

智が暢子に振られたから歌子に乗り換えたのではないか、という心ない言葉に傷つく歌子。そのショックが尾を引き、つい智に冷たく当たってしまったことから2人は喧嘩になってしまう。

その矢先、暢子のもとに「智が瀕死の重体」だという三郎からの連絡が入る。歌子、暢子、和彦たちが慌てて病室に駆けつけると、智はトラックに轢かれかけて転倒しただけで事故には遭っておらず、周囲の人々が慌てて話を聞き間違えたことから招いた勘違いだったことがわかる。しかし、この件で智と歌子の距離は少しずつ近づいて・・・。

本作は、ふるさとの沖縄料理に夢をかけるヒロインが、個性豊かな家族と支え合って生きていく、沖縄本土復帰から50年の歩みを描く物語。放送はNHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半から。土曜日はその週の放送を振りかえる。

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