神戸のコロナ対応、検査キット無料配布やワクチン予約不要も

新型コロナウイルス感染症対策について説明する久元喜造神戸市長(8月23日・神戸市役所)
直近1週間の新規陽性件数が2万3060件(前週2万870件、前々週2万2715件)と、ピークアウトの兆しはまだ見えない神戸市。8月23日の市長定例会見で、「第7波」が長引く新型コロナウイルス感染症の現状と対策について説明された。
入院率は1%と低いものの、母数が多いために病床や宿泊療養施設の使用率は増加。そのため、確保病床を405床から423床へ、宿泊療養施設は新たに2施設と契約し、これまでの4施設518室から、6施設703室に拡充した。
また、発熱外来のひっ迫を緩和するため、基礎疾患のない6歳から59歳を対象に抗原検査キットの無料配布を実施。キットが自宅に郵送される形式で、開始1週間の配布数は1万4533件(うち陽性4630件)と、1万人超が発熱外来に行かずに済んだことで、医療現場からも「助かっている」という声があるという。
さらに若年層のワクチン接種を促すため、「予約・接種券なし」で接種できる拠点を設置。市営地下鉄・三宮花時計前駅を出てすぐの「まちなか接種ステーション」では、金曜の夜と土日の午後に当日の整理券を配布、三宮センター街の「センタープラザ9階会場」でも夜間接種枠を設けて対応している。
そんななか、久元市長自身も7月後半にコロナに罹患。軽症ではあったが「熱は39.6度、水を飲むだけで飛び上がるほどの喉の痛み、下痢が続いて体重3キロ減」と、かなりつらい経験だったという。
「周りの経験者の話を聞いても、症状は人によってかなり違う。軽症といっても、自分の経験では二度とかかりたくない。感染しないに越したことはないし、『大したことないから、かかってもしょうがないかな』とは考えるべきではない」と話した。
取材・文/合楽仁美
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