天海祐希が語る、古田新太とは「すべてをチャラにしてくれる」

劇団☆新感線『薔薇とサムライ2』に出演する天海祐希と古田新太(29日・大阪市内)
天海祐希&古田新太がW主演を務める劇団☆新感線の舞台『薔薇とサムライ2―海賊女王の帰還―』。天海と古田、そして共演の神尾楓珠の記者会見がおこなわれ、天海が相棒となる古田への信頼と、今回の舞台の意外な不安点についても明かした。
天海が演じるのは、海賊団の女ボスながらも、実はコルドニア前国王の忘れ形見だったアンヌ・ザ・トルネード。前作『薔薇とサムライ』は、彼女が大泥棒・石川五右衛門(古田)の助けを借りて、女王となって国に平和をもたらすまでが描かれた。今回の続編は、再び大きな陰謀に巻き込まれそうになっているアンヌの元に、五右衛門が助太刀にやってくるという内容になっている。
■ 「いてくれるだけで、勝ったも同然」
新感線だけでなく、野田秀樹の舞台などでも古田と共演する機会の多い天海は「古田さんがいてくれるだけで、勝ったも同然」と、最大級の信頼の言葉を送る。

「いろんなことが起こっても、古田さんの存在がすべてをチャラにしてくれるぐらいの力があるんです。だから本当に、気負わずのびのびと、4年ぶりの新感線(の出演)を楽しませていただきたいです」と楽しげに語った。
さらに神尾をはじめとする後輩たちには、「どういう風にやってくれてもちゃんと受け止めるから、好きなようにやってほしい」という、男前な言葉を。「私の下の世代の方たちは、あまりバン! と弾けられる仕事の場所がないという気がするんです。もう1つ突き抜けたら、もっと魅力が出るのに・・・と思うところもあったりするし。私も先輩方に受け止めていただいた経験があるので、そうやって次の方を支えていけたらと思います」と、しっかりと語った。
■ 天海祐希に不安要素・・・「ちょっと気分が重くなる」
まさに稽古中から、アンヌのようなリーダーシップを発揮している天海だが、今回の公演に対して1つだけ不安なことが。それは「着せ替え天海祐希」と言われたほど、衣装チェンジの多かった前作と同じか、それ以上の七変化が予定されていることだ。
古田が「すんごく着替えますよ」とあおると、天海は「今回もいろいろやらせていただきます、本当に。あれ、なかなか大変なんですよ!」と、実は結構負担が大きいことを打ち明けたうえで「今回何着変えるのかは、まだわからないです・・・ちょっと気分が重くなるので、聞いてないんです」という、予想外の弱気な言葉に、会場は笑いに包まれた。
『薔薇とサムライ2―海賊女王の帰還―』は中島かずき作、いのうえひでのり演出。ほかには石田ニコル、高田聖子、早乙女友貴、生瀬勝久などが出演する。大阪公演は10月5日~20日に「フェスティバルホール」(大阪市北区)で上演。チケットはS席1万5800円ほかで、9月18日から発売開始。
取材・文/吉永美和子
劇団☆新感線『薔薇とサムライ2』
会場:フェスティバルホール(大阪府大阪市北区中之島2-3-18)
期間:10月5日(水)〜10月20日(木)
料金:S席 1万5800円、A席 1万2500円、ヤングチケット 2200円(22歳以下)
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