マリオット系列のホテル、Z世代に向けたハイテクサービス開始

2022.7.25 11:00

QRコードをかざしてスターをゲットすると作成したアバターが踊り出す

(写真5枚)

マリオット系列のホテル「モクシー大阪新梅田」(大阪府福島区)で7月22日、拡張現実(AR)を用いた新たなサービスが開始された。

遊び心溢れるSNS映えする空間や、手頃な価格帯で若年層から人気を集め、世界で110軒以上展開する同ホテル。今回登場したサービスでは、25歳以下の若者世代を指すZ世代をターゲットに、新しいホテルステイの楽しみ方を提案していくという。

オンラインゲームの利用者が拡大している現代の傾向から、新サービスは最新テクノロジーを使用したスマホゲームを採用。宿泊者は自分だけのアバターを最初に作成するため、豊富な髪型やファションのオプションで自分好みのビジュアルに仕上げる作業だけでも十分楽しめる。

そして、カメラ機能を使ってロビーやラウンジ、バー、ジム、客室など至る所に隠されたQRコードを読み込むことでスターをゲット。一定数のスターがたまったら、無料宿泊券などが当たる抽選に参加できるという(要会員登録)。

「この取り組みでZ世代にモクシーホテルの認知が広がれば」と話す支配人・友田真理さん

またスターを取得すると、カメラの画面にアバターが登場。ポーズを決めたりダンスを踊ったりと、エンタテインメント性に富んでおり、その様子をゲーム内で撮影することが出来る。

同ホテルの支配人・友田真理さんは、「Z世代の方々はもちろん、年齢だけでなく心がお若い方にも楽しんでいただきたい。このサービスで当ホテルの認知を広めることが出来れば」と意気込んだ。

同サービスは年内実施予定で、日本をはじめ、韓国、台湾、中国、インドネシアの全「モクシーホテル」で実施される。

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