ちむどんどん第11週振りかえり・ポークとたまごと男と女

厨房スタッフに笑顔を向ける暢子。左から、玉島雅弘(櫻井圭佑)、比嘉暢子(黒島結菜)(C)NHK
自然豊かな沖縄北部・やんばる地域から上京してきたヒロインが、一人前の料理人になるため奮闘する姿を描く連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK朝ドラ)。6月25日は「ポークとたまごと男と女」と題した第11週(6月20日〜6月24日放送)を振りかえる。
レストラン「アッラ・フォンターナ(略称:フォンターナ)」で働きはじめて6年目となるヒロイン・暢子(黒島結菜)。二ツ橋シェフ(高嶋政伸)に見守られながら修行を続ける暢子は、コース料理のメインディッシュを担当する「ストーブ前」もたびたび任されるようになっていた。
そんなある日、二ツ橋が両足を骨折する事故が起こる。厨房を取り仕切る二ツ橋が1カ月ほど入院することとなり、司令塔を突然失った厨房は大混乱に陥る。そこでオーナーの房子(原田美枝子)は、二ツ橋が退院するまでシェフ代行をたてることに決め、その役割を誰が代わりに担うのかを二ツ橋と話し合う。
房子と二ツ橋が話し合った結果、シェフ代行には暢子が指名される。しかし、矢作(井之脇海)たち厨房のスタッフたちの間には「親戚びいきだ」と白けた空気が漂う。不穏な空気が広がる厨房の連携はうまくとれず、暢子のシェフ代行初日は散々な結果に終わってしまう。

一方、新聞社「東洋新聞」で働く暢子の友人・和彦(宮沢氷魚)は、「おいしい料理を作るのはお母さんの仕事」という新聞広告に「男女の役割を固定するもの」と声を上げていた。上司の田良島(山中崇)の協力もあり、広告への批判記事を出そうとした和彦だったが、広告主の食品会社と懇意である新聞社の上層部と衝突する。
そこで、和彦や田良島、和彦の同僚で恋人の愛(飯豊まりえ)は編集局長に異議を唱えることにする。「フォンターナ」で話し合う和彦たちだったが、編集局長は意見に耳を傾けず、和彦と編集局長は掴み合いの喧嘩となってしまう。
下宿先に帰宅した暢子や和彦がそれぞれ頭を悩ませていると、そこへ暢子の兄・賢秀(竜星涼)が訪ねてくる。千葉の養豚場で働く賢秀は、養豚場の娘・清恵(佐津川愛美)と大喧嘩をしてしまい、行く宛てがなく暢子のもとへとやってきたのだった。

暢子は、シェフ代行を務めることになるも、スタッフたちとの関係がうまくいかないことを賢秀に相談する。すると賢秀は「女だからと舐められないように強気でいけ」と助言。さらに「何があっても謝らない、お礼も言わない。『喧嘩上等ヤサ』でいけ」というアドバイスを暢子に授ける。
翌日、暢子は賢秀のアドバイス通りに、強気な態度でシェフ代行に臨むことに。しかし、自分がミスをしても謝らずにいる暢子の不躾な態度は反感を買い、矢作たち厨房スタッフから猛反発をくらう。そしてオーナーの房子(原田美枝子)からも、「このままだとシェフ代行失格」と告げられてしまうのだった。
一方で沖縄・やんばるでも、暢子の姉・良子(川口春奈)が家庭における男女の役割について悩んでいた。出産のため小学校教員を辞めた良子だったが、再び教師として働きたいと考え、夫・博夫(山田裕貴)に復職の希望を伝えていた。しかし、本家の長男という立場を重んじる博夫との話し合いは思うように進まず、良子は娘を連れて実家へと帰る。
追ってきた博夫に、良子は離婚届を示しながら今一度仕事の復帰への思いを伝える。良子の決意を聞いた博夫は、「俺も腹をくくる!那覇の両親にはもう反対させない。必ず説得して迎えにくるから」といって、本家を説得しに向かうことに。だが、家庭での男女の役割に古典的な考えを持つ祖父たちに太刀打ちできず、博夫は良子と本家の間で板挟みとなってしまう。
その頃、シェフ代行としての役割や振る舞い方に悩む暢子は、入院中の二ツ橋のもとへと相談に向かっていた。自分をシェフ代行に推薦してくれたのは二ツ橋だったことを知った暢子は、「あなたのいいところを忘れずに、仕事してください」と二ツ橋から助言を受けるが・・・。
◇
本作は、ふるさとの沖縄料理に夢をかけるヒロインと強い絆で結ばれた家族の、沖縄本土復帰からの50年の歩みを描く物語。奮闘する物語。放送はNHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半から。土曜日はその週の放送を振りかえる。
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