大阪モデルが解除（緑信号）に移行したのに合わせて５月２３日、大阪の繁華街・新世界では「通天閣」（大阪市浪速区）が緑色にライトアップ。周辺では、観光客や親子連れ、サラリーマンなど多くの人の笑い声で賑わっていた。

テーブル４人以下、２時間以内の会食など、約１年半ぶりに飲食店への協力要請がない状態（ゴールドステッカー認証店に限る）となった今回の警戒解除。

新世界界隈では、スナックから歌声が響き、居酒屋には観光客やサラリーマンたちがビール片手に楽しむ姿が見られた。

そして、タワースライダーの導入で話題となった「通天閣」も、解除に合わせて緑色にライトアップ。

同社の高井隆光社長は、「ライトアップが下から上に『エレガント』に点灯したか確認していました。やっと緑色が着いてくれましたね」と笑顔を見せる。

また、タワースライダーについて、「１日５００人に楽しんでいただけ、今日も１時間待ちでした。地域にたくさんの人が訪れてくれ（新世界も）輝きを取り戻してきた。大阪を一緒に盛り上げていただきたいです」と喜んだ。

通天閣の緑色ライトアップは５月２９日までの日没時から夜１０時まで。高井社長によると、「点灯時に下から順番に緑色のライトが着いていくところが見どころ」だ。

取材・文・写真／岡田由佳子