ちむどんどん第1週振りかえり・シークワーサーの少女

シークワーサーを手に、微笑む比嘉暢子(稲垣来泉)(C)NHK
本土復帰前の沖縄本島やんばる地域で生まれ育ったヒロインと、その家族の50年間の歩みを描く、連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK朝ドラ)。4月16日は「シークワーサーの少女」と題した第1週(4月11日〜15日放送)を振りかえる。
物語が始まるのは1964年(昭和39年)、本土復帰前の沖縄本島・やんばる地域。おいしいものが大好きな小学5年生のヒロイン・暢子(稲垣来泉)は、父・賢三(大森南朋)と母・優子(仲間由紀恵)、そして3人の兄妹たちに囲まれ健やかに育っていた。
ある日、暢子たちが住む地域の中学校に、東京からやってきた少年・青柳和彦(田中奏生)が転校してくる。比嘉家の4兄妹も和彦が気になり話しかけるが、和彦は「やっぱり沖縄になんか来るんじゃなかった」とつぶやき、その場から立ち去ってしまう。
しかし、食べることが大好きな暢子は、和彦から東京のおいしいものについて話を聞きたくてたまらないでいた。その後も暢子は、沖縄での暮らしがつまらなそうな和彦に何度も話しかけ続ける。和彦のつれない態度にもめげず、暢子は何とか和彦の心を開こうとするのだった。

ある日、比嘉家は豪勢な魚料理をおすそ分けでもらう。久しぶりのごちそうに喜ぶ子どもたちだったが、母・優子は困窮する砂川家に料理を差し入れようと提案する。比嘉家も決して裕福ではないが、優子の「もしもお父ちゃんとお母ちゃんが病気になって働けなくなったら、みんなもおんなじように困るんだよ」という説得を受け、家族は砂川家に料理をおすそ分けすることを決める。
その夜、和彦の父で民俗学者の史彦(戸次重幸)が比嘉家を訪れる。優子と賢三を交えた3人は、酒を酌み交わしながら戦時中の苦い思いを語る。「お人好し」と称される比嘉夫婦の背景には戦争の傷跡に苦しむ姿があり、空襲によって実家を失った過去を持つ優子は、家族が寝静まるなかで涙を流すのだった。

一方で、引き続き和彦が気になる暢子は、沖縄の生活に馴染もうとしない和彦を山に誘う。しかし山中で和彦が足を滑らせたのを助けようとした拍子に、暢子は川に落ちて足をくじいてしまう。この出来事をきっかけに、和彦は暢子やその兄・賢秀(浅川大治)たちとの距離を徐々に縮めていく。そして暢子たちは和彦や史彦に夕食を振る舞おうと、青柳親子を家に招くことになる。
この夕食会を経て、暢子たち比嘉家の家族と青柳親子の仲は近しいものになり、家族ぐるみの付き合いが始まることに。やがて暢子たち家族は史彦からある招待を受け、西洋料理のレストランを訪れることになり・・・。
本作は、沖縄島北部・やんばる出身のヒロインがやがて料理人を目指し、東京で沖縄料理の店を開こうと奮闘していく物語。成長したヒロインを演じるのは、『アシガール』(2017年)や『スカーレット』(2020年、ともにNHK)など、数多くのドラマで存在感を発揮する女優・黒島結菜。放送はNHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半から。土曜日はその週の放送を振りかえる。
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