見取り図、マンゲキ卒業も「変わらず劇場を盛り上げたい」

2022.4.1 20:15

見取り図の卒業公演に参加したメンバー

(写真9枚)

若手芸人がしのぎを削る「よしもと漫才劇場」(通称:マンゲキ、大阪市中央区)。そこで「劇場番長」と呼ばれ、4月より東京吉本所属となるお笑いコンビ・見取り図(盛山晋太郎、リリー)が3月31日、同劇場で卒業公演をおこなった。

オープニングでは、見取り図のお馴染みキャラクター「南大阪のカスカップル」で登場した2人。多和田上人、もりすけ(ともに吉本新喜劇)、後輩芸人・マユリカとともにミニコントを繰り広げ、会場の笑いを誘った。その後は間髪入れず、真骨頂である漫才を披露。また、2006年の出会いから今までの「見取り図の歴史」を、年表パネルを見つつ振りかえるコーナーも。

「こうやって年表で見るの初めてやね」と、しみじみする盛山。NSC時代の一風変わった授業についてや、初めてプロとしてギャラをもらった「伝説の夜」での思い出、2人して「精神的にやられた、鍛えられた」と口を揃えた「baseよしもと」時代などについてトーク。「先輩らがおもろすぎて、舞台終わったら毎回吐いてた」と、過去の知られざる一面が明かされた。

そして、ゲームコーナーでは、冒頭のミニコントに参加した4人に加え、ゲストとして「マンゲキ」所属の令和喜多みな実、ツートライブ、ダブルアート、ロングコートダディ、なにわスワンキーズ、エルフ、今井らいぱちらが参加。長きに渡り「劇場番長」と呼ばれた2人の門出を祝った。

最後の挨拶では、「今日をもって僕たちは漫才劇場のメンバーを卒業するんですけれども・・・4月の(同劇場での)スケジュールがね、こちらです」と大パネルに連日ぎっちりと並んだ舞台出番が映し出され、「僕らもびっくりしてるんですけど、3月より出番多いです」と、まさかの事実を明かした。「卒業とはなりますが、立場が違えども変わらず劇場を盛り上げていけたらなと思います。ありがとうございました!」と締めくくった。

卒業公演『卒業だよ! 見取り図集合!』のオンラインチケットは2000円、見逃し視聴は4月7日まで(同日昼12時まで販売)。

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