任天堂の貴重資料も、ホテル「丸福樓」がいよいよ開業

2022.4.3 06:45

「丸福樓」外観

(写真19枚)

ゲームメーカー「任天堂」(本社:京都市南区)の旧本舎社屋を利用し、建築家・安藤忠雄が手掛けたことで注目を集めているホテル「丸福樓」(京都市下京区)。話題が高まるなか、4月1日に開業を迎えた。

神戸の老舗「オリエンタルホテル」など一流ホテルをプロデュースするブランド「Plan・Do・See」(本社:東京都千代田区)が手掛ける同ホテル。社屋を活かした「既存棟」、安藤忠雄が手掛ける「新築棟」に7つのスイートなど全18室が設けられ、宿泊料金に飲食代などが含まれた「オールインクルーシブ」システムが採用されている。

旧本舎社屋当時の雰囲気が残る「既存棟」には、実際に使用されていた運搬エレベーターや扉、貴重な資料などがずらり。「任天堂」創業者・山内家が監修したというライブラリー『dNa(でぃーえぬえー)』には、その原点と歴史が感じられる展示が並び、ファン感涙の空間といえるだろう。

「ライブラリー dNa」

一方で「新築棟」は、安藤忠雄らしい打ちっ放しのコンクリート壁などを使ったシンプルな装い。すべての客室で内装や調度品が異なっており、泊まるたびに新たな発見が楽しめそうだ。宿泊料金は1泊10万円〜(1室2名利用時)、予約は公式オンラインサイトにて。

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