北欧のインテリア店「HAY」が大阪に、遊び心溢れる空間が満載
アーティスティックな家具や雑貨で知られる北欧発のインテリアショップ「HAY」が、東京に続き国内2店舗目となる「HAY OSAKA」を3月18日にオープンする。
2002年にデンマーク・ケルンフェアでスタートした同ショップは、2018年に東京で実験的にオープン。その限定店が好評だったことから、「HAY TOKYO」を設立した。北欧家具がもつ曲線、優れたデザイン性、また鮮烈な色遣いは日本人にも響き、瞬く間にインテリア好きから注目を集めることになった。
今回「HAY OSAKA」がオープンするのは、2月に開業を迎えたばかりの「中之島美術館」1階。常設店を構えるにあたって重要視したのは、日当たりや周りの環境だったといい、「このあたりを訪れたときに、この場所ってすごく素敵だな、ここだったらHAYの表現したいものができるんじゃないかなと思いました」と、出店への決め手をチーフマネージャー・木村洋一さんは話す。
店内デザインは国内外で活躍するデザイナーの倉本仁さんが務め、「暮らしの面白さ」をより味わってもらおうと、店内はホーム雑貨が並ぶ「マーケット」、家の一部を切り取ったような「ルーム」、「美術館内にHAY博物館を」との思いを込めた「ミュージアム」の3つのエリアに区分されている。
また、「日本らしさ」との化学反応に期待した空間には、東大阪の金網工場で作られた「金網」をカラフルに色付けて施したり、アイテムのディスプレイ台は「ドラゴンボール」がアイデアとなった「ゴムボート」を使用したりと、遊びココロ溢れた工夫で彩られており、倉本さんはそんな工夫を「ローカライズ」と表現する。
「HAYらしい上質な空間も体験できるし、日本ならではの切り口の面白さも体験できる複合した形でお見せしたいと思いデザインしました。また、白い壁があって、柔らかい光が差し込んでっていう空間がこれまで日本のHAYにはなかったので、今回はそれが作れて良かった」と、倉本さんは内装デザインに込めた思いを明かす。
「HAY OSAKA」のグランドオープンは3月18日、場所は「中之島美術館」1階。営業時間は月・日昼11時〜夕方5時、火〜土昼11時〜夜8時。
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