映画でさらに注目、ダンサー・田中泯が京都で「場おどり」開催

2022.2.5 08:45

2月23日から上演される『田中泯-場おどり-まる』

(写真1枚)

ダンサー・田中泯に密着したドキュメンタリー映画『名付けようのない踊り』が現在公開中。その絶好のタイミングで単独公演『田中泯-場おどり-まる』が2月23日から、京都の小劇場で上演される。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、藤原秀衡役での出演が控えるなど、近年では数多くの映像作品で圧巻の演技を見せる田中。しかしもともとは「ハイパーダンス」とも称された唯一無二の踊りで、国際的に評価されるダンサーであり、76歳となった今も精力的に各地の舞台に立ち続けている。

田中の象徴的なダンススタイルは、映画にもしばしば出てくる「場おどり」。立っている場所の風景や空気感などを手がかりに、即興的に身体を動かして(あるいは静止して)いくというスタイルで、一度生まれた踊りは二度と再現できない、まさに田中と観客の一期一会と言える世界観だ。

今回の会場は、2019年に開館した京都の小劇場「THEATRE E9 KYOTO」(京都市南区)。田中は、同劇場の90席に満たない緊密にして自由度の高い空間に魅せられ、オープン時に催されたプログラム以来、2度にわたり特別公演をおこなっている。

本公演の内容は明らかにされてないが、2021年2月に上演した『タガタメニ』と同じく、音響や照明を入れつつも、ほぼ即興で「完成ではなく、一度っきりの未完成」(作品挨拶文より)を目指すダンスとなるだろう。

『名付けようのない踊り』でも、スクリーン越しにも関わらず、息づかいや体温が伝わるような踊りのシーンが圧巻だったが、今回は劇場という空間で、田中と無言の対話を交わながら共同で「踊り」を作り上げていくような生のライブ感を味わうことができる。

『田中泯-場おどり-まる』は、2月23日~27日に上演。料金は一般4000円、25歳以下2000円で、現在発売中(一部完売の回あり)。映画『名付けようのない踊り』は、シネ・リーブル梅田、イオンシネマ シアタス心斎橋、T・ジョイ京都、シネ・リーブル神戸で上映中。

文/吉永美和子

『田中泯-場おどり-まる』

会場:「THEATRE E9 KYOTO」京都市南区東九条南河原町9-1
日時:2月23日(水)〜2月27日(日)
料金:前売一般4000円、25歳以下2000円(一部完売の回あり)

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