2000万超えの作品も…大丸心斎橋に「現代アート」が集結

2022.1.14 17:15

「セル画アートコレクション」コーナー

(写真8枚)

期待の若手作家から、世界的に注目されるアーティスト・バンクシーなどの巨匠作家まで、「現代アート」を中心に約300点の作品が一堂に会す『ART SHINSAIBASHI』が、1月15日より「大丸心斎橋店 本館」と「心斎橋パルコ」(ともに大阪市中央区)で開催される。

2021年に2度開催され、好評を博した同展。今回は過去最大規模となる約300点の作品が3拠点で展開される。メイン会場「SPACE 14」(心斎橋パルコ内)では、2000万円超えのバンクシーによる作品をはじめ、KAWSやジャン=ミシェル・バスキアなど、国外アーティストの作品がずらりと並ぶ。

会場入ってすぐは、日本のアニメーションにフィーチャーした「セル画アートコレクション」のコーナー。イギリスの大英博物館でも『マンガ展』が開催されるなど、昨今注目を集めるトピックスだ。国内作家は、大阪・岸和田出身のコシノヒロコや、『バチェロレッテ』(アマゾンプライムビデオ)に出演し話題となった杉田陽平など。杉田は15日・16日限定で、ライブペインティングを同会場でおこなう。

同展のバイヤーである坂東広文氏は、「近年シェアを伸ばしているアート部門ですが、特にここ3年ほどで、注目度が高まっている実感があります。若い方もファッションの一部として、アートを生活の一部に取り入れる方が増えているそうです。同展には著名な方はもちろん、20〜30代の若手アーティストが手掛けた見ていて楽しいポップなものが多く、ぜひ足を運んでいただけたら」と話す。

そのほか、大丸心斎橋店本館8階「アールグロリュー」には、イギリス出身のグラフィティ・アーティスト、ニック・ウォーカーを中心に作品を展示。同館1階の「御堂筋側イベントスペース」には「現代アート POP UP STORE」が登場する。いずれも入場無料で、展示作品は購入可能となっている。開催期間は1月15日〜22日まで。

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