神戸ポートタワーに「巨大アート」が出現、来春までの限定スポット

神戸市民の花「アジサイ」を投影したプロジェクションマッピング
現在リニューアル工事中の「神戸ポートタワー」(神戸市中央区)に巨大プロジェクションマッピングが登場、1月14日にお披露目された。
この期間限定コンテンツは、2023年春まで続くアートイベント『神戸ウォーターフロントアートプロジェクト』の第1弾で、お披露目式では鮮やかに彩られたランドマークを見るために多くの人が集まった。
主催の「神戸ウォーターフロント開発機構」の風嵐(かざらし)さんは、「リニューアル中は姿が見られないポートタワーですが、そのあいだも親しみを持ってもらいたいと企画しました。神戸の街とアートを掛け合わせたプロジェクションマッピングで、投影する高さと、タワーの丸みを帯びた形を活かすよう工夫した映像作品は、なかなか無いと思う。そういった意味でも唯一無二のアート作品になったと思います」と語る。
映像制作は大阪に本社を構える「シムディレクト・タケナカ」が手がけ、神戸という街の地形と、市民の多様性をコンセプトに「One and only」というテーマでさまざまなモチーフが投影される。高さ70mのメタリックな未来型の踊るマネキンは「若い力の活躍」や「近未来感」を表現したといい、女性ダンサーの踊りをモーションキャプチャーしたそう。
そのほかにも、関西を中心に活動するアーティスト・BAKI BAKIのオリジナルグラフィックや神戸市民の花であるアジサイ、南京町や明石海峡大橋、モザイク大観覧車など同市民にゆかりのあるモチーフが彩られる。

会場に訪れた40代・女性は、「アジサイなど復興をイメージして作っているようで、印象的で、感動した。散歩中に来る楽しみが増えた」と喜びをコメントし、カメラを持った男性は「たいへん撮りがいのあるアートだと感じる」と、巨大な映像を楽しむ様子がうかがえた。
今後も海外アーティストを起用した大規模アートイベントや、SNSを使った参加型アートなどのさまざまな取り組みも予定されており、「ぜひ今後も注目してほしい」と主催の風嵐さん。期間は2023年春まで(第1弾コンテンツ「One and only」は2022年春まで)、時間は夜7時~夜10時(毎時0分・30分の計7回※1回あたり約7分間)。
取材・写真/木田容平
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