「近畿日本鉄道」（本社：大阪市天王寺区）は、年末年始の終夜運転に団体専用列車「楽」（２００００系）を臨時快速急行として運行すると発表した。

団体専用列車「楽」は、ビスタ・カーとして親しまれた「あおぞら」の後継として登場。４両編成のうち両先頭車両は２階建て、中間車両はハイデッカー構造でワイドな展望が楽しめる設計となっており、令和２年には車両外観が漆の色をモチーフとした「漆メタリック」にリニューアルされた。

同社はですに、大阪・名古屋〜伊勢志摩間の終夜運転に特急８００００系「ひのとり」を臨時特急として運行することを発表しているが、今回の「楽」は大阪～奈良間が対象エリア。「楽」が快速急行として運行されるのは今回が初となる。

運行区間は大阪難波駅～近鉄奈良駅、特急券は不要で自由に乗車できる。