北新地バーの名物カレー、レトルト直売所で新・大阪みやげに

2021.12.9 17:45

「北新地 玉鬘名物 バターカレー」(1080円)

(写真5枚)

全国のレトルトカレーが集結した催事店舗『レトルトカレーミュージアム』で、2020年に初登場するや売り上げ1位に輝いた「北新地玉鬘(たまかずら)名物バターカレー」。大阪・北新地にある「一見さんお断り」のバー「玉鬘」(大阪市北区)が手掛け、1個1000円と高価ながらも即完する人気ぶりだ。

そんな人気レトルトカレーの直売所がオープンしたということで、同店のママ・井上準子さんに話を訊いた。

きっかけは初孫の誕生

高級感のあるパッケージも人気

──名物のバターカレーはいつ頃から提供しはじめたのですか?

お店を始めた34年前です。自宅でずっと作ってたものを試しに持ってきたら好評で、それ以来シメの定番メニューになりました。ご飯に合うものって日本酒にもあうんですよね。

──なるほど。それをどうしてレトルト化しようと?

初孫が産まれた記念に何か残るものを作りたかったんです。「おばあちゃんこんな仕事してたんだよ」って伝えたくて。あと・・・(夜の仕事で)私の娘が小さいときに寂しい思いをさせていたから懺悔の気持ちもあって。口にするとお互い気恥ずかしいから孫のためって言ってるんやけどね。だから孫が出来たと聞いたときにすぐに何か作ろうって思ったの。うれしくて最初はタダで2万パックばらまいちゃいました(笑)

──太っ腹すぎます! 開発にあたってこだわった点はありますか?

6カ月かけて店の味を再現しました。化学調味料無添加で材料は全て国産。バターをたっぷりと使っています。

──パッケージや袋も素敵ですよね。このイラストはママさんですか?

そうなんです! 以前サントリーさんの雑誌(『ウイスキーヴォイス 55号』)で取材を受けたときに、専属のデザイナーさんが書いてくれたものを使わせてもらっていて。落ち着いた赤とゴールドのデザインも好評で、とくに東京の人には高級感のある手みやげとして人気みたいです。

テレビで注目され大ヒット

──このお店が紹介制にも関わらず、レトルトカレーがここまで注目されたのはなぜでしょうか?

2020年1月に放送された『サンデーステーション』(テレビ朝日)で、常連しか買えない「日本一購入が難しいレトルトカレー」として紹介されたのが大きかったです。そこから『レトルトカレーミュージアム』のお話をもらって、初めて東京で販売したところ1週間で1000箱売れたんです! 大阪・万博公園での『カレーEXPO』では3日間で600箱完売しました。

あとはブログをやっているんですが、見た方が買いに行ってくれたり。SNSの影響も大きいですね。コロナ禍で1年半休業していたので本当に助けられました。

新たな大阪土産として「551と肩を並べたい」

おしゃべり上手なママ・井上準子さん(直売所前にて撮影)

──直売所もオープンしてさらなる野望はありますか?

『大阪・関西万博』に向けて新たな大阪土産として広めていきたいなと思い直売所をオープンしたので、そこのお土産コーナーに置けたらうれしいですね。「551の豚まんと肩を並べたい」ってカウンターネタとしていつも言ってます! これやったら電車でも匂わへんしね(笑)

終始ユーモア溢れるトークと懐の深いママの人柄に、ファン(常連客)が多いことが伝わってきた今回の取材。レトルトカレーは、口にいれた瞬間のバターの甘みと後から迫るスパイスの刺激が絶妙なバランスだ。サラッといけるのでシメにぴったりというのも納得。直売所はバーと同エリアの曽根崎新地に出店しており、営業時間は平日夕方6時から夜11時までで売り切れ次第終了となる。

「玉鬘直売所」

住所:大阪市北区曽根崎新地1−6−13
時間:18:00〜23:00(売り切れ次第終了)

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