小野花梨、念願の朝ドラで親友・きぬちゃん役「尊敬する」

2021.11.7 08:45

主人公の親友で豆腐屋の娘・きぬを演じる小野花梨(C)NHK

(写真2枚)

ラジオ英語講座を軸に3世代にわたる女性の人生を描く連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK朝ドラ)。主人公・安子(上白石萌音)の親友で豆腐屋の娘・きぬを演じる小野花梨が、役柄や作品についての想いを語った。

2006年にドラマ『嫌われ松子の一生』で子役デビュー。以降、数々の映画やドラマで活躍し、映画化もされたドラマ『鈴木先生』では恋多き中学生を熱演し、強烈なイメージを残した小野。また、最近ではドラマ『親バカ青春白書』(日本テレビ)や『共演NG』(テレビ東京)などでの個性的なキャラクターも話題を呼んだ。

今回が初の朝ドラ出演となる彼女だが、オーディションでは長めの英文を読む項目があったそうで、「実は私、英語が苦手で(小声)。『ハローエブリワン』とカタカナ読みになってしまって『やばい!落ちた〜!』と思っていました」と当時を振りかえった。

自身の役柄については「おませで大人びた女性」だと言い、「まだ幼いのにおませなことをいう『ちぐはぐ』が面白いと思うのですが、22歳の私がこのセリフを言ってもまあまあ妥当なので、そんな印象になってしまうともったいない。年齢感だけはちゃんと『14歳だぞ、14歳だぞ』と言い聞かせて毎シーンやるようにしています」と役への意識を語った。

さらに自身との違いについては「考えるスピードが違う」と明かし、「同じ結論にたどり着けたとしても、きぬちゃんは早い。私は結構熟考してしまうというか、悩み混んだ末に同じくらいのレベルの答えを出すんだろうなと思うから、きぬちゃんを尊敬する気持ちが強いです」とコメント。

最後に「この作品はほっこりするところも当然あるんですけど、何度台本を読んでも涙が止まりません。1人ひとり嫌みのない素直さがあるというか、まっすぐに人を思い、当たり前に優しく生きているからかなと思う。毎日楽しく撮影を頑張っているので、ぜひご覧いただければ」と呼びかけた。放送はNHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半から。

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