祇園がSDGs漫才で優勝、「Mー1の3回戦免除に」と期待

優勝を勝ち取った祇園(左から、木﨑太郎、櫻井健一朗)
お笑いを通して、環境問題などの目標を伝えるイベント『よしもとSDGs LIVE』が10月17日、『京都国際映画祭』のプログラムとしてオンラインで開催され、お笑いコンビ・祇園が優勝を勝ち取った。
第1部の『SDGs-1グランプリ 2021』には、東京と大阪の2会場に人気芸人が集結。国連が掲げた持続可能な開発目標「SDGs」をテーマにしたネタで、いかに楽しく、分かりやすく伝えられるかを競い、おいでやすこが、ミキ、ぼる塾、ヤンシー&マリコンヌ、祇園、アキナ、Everybodyの7組が参加した。
優勝に輝いた祇園は、時代に合った漫才として人気のネタ「炎上しない桃太郎」をアレンジして披露。読み聞かせのはずが「おばあさんは川へ洗剤を使わない洗濯をしに」「おじいさんは許可のとれた山へ」など、環境問題などに配慮した表現へどんどん変化させる炎上防止漫才で、視聴者参加型の一般審査員からも高評価を受けた。
審査員長の西川きよしは、「人や国の不平等さをなくそう」をテーマにし、外国語で「愛」のリズムネタを披露した男女コンビ・Everybodyを優勝候補に挙げつつも、「たくさんの要素を入れた祇園の追い込みはすごい。子どもから高齢の方まで分かりやすい」と祇園を絶賛。
優勝後の会見で、木﨑は「僕らの両親は4分の3が教師なので、今回のテーマ『質の高い教育をみんなに』はすぐ決まりました」とネタ作りを振りかえり、「母が見ててLINEもすぐ来たので、国連さんの賞をもらうのは1番の親孝行」と笑顔でコメントした。
また、2020年の『M−1グランプリ』で準決勝に初進出しつつも、コロナ感染で敗者復活戦をやむを得ず辞退した祇園。櫻井は「そのネタがこういう形でみなさんに見ていただけたのがうれしかった」と喜び、木﨑は「この賞をきっかけにどうにかM-1の3回戦免除にならないかな(笑)」と今後の活躍に期待を寄せた。
さらに2部では、MBS(毎日放送)とのコラボ企画として、一般の学生らから募集した動画コンテストの優秀作品を発表。マイボトルや階段の優先利用など、誰でも続けられそうなSDGsの行動提案が紹介された。
取材・文/塩屋薫
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