奈良の社寺で秋の夜を楽しむ催しを開催、若草山の夕夜景も

2021.10.2 19:15

興福寺五重塔(左)、春日大社の万燈籠イメージ(右上)、開扉された元興寺禅室(右下)

(写真6枚)

秋の夜を満喫できる催し『秋夜の奈良旅2021』が、10月末から金、土曜日限定で奈良市内にて開催される。

同催しは2020年にスタート。今年は奈良市にある世界遺産の春日大社、興福寺、元興寺にて夜間特別参拝がおこなわれる上、期間中には若草山の山頂に向かう特別バスが運行し、夕景や新日本三大夜景のひとつとされる美しいランドスケープを堪能することが出来る。

春日大社では、前回に引き続き御本殿特別参拝と、「万燈籠(まんとうろう)」が特別開催。約1000基の釣燈籠(つりどうろう)に浄火が灯された幻想的な空間が広がる。元興寺では、国宝・極楽堂(本堂)の夜間特別参拝や境内のライトアップに加え、非公開の国宝・禅室の一部の扉が開扉され、室内には画家・須田剋太氏の大作品が展示される。

また、今年は新たに興福寺の国宝・五重塔の「初層内陣特別開扉」を夜間にも延長して実施。来年からおよそ120年ぶりに大規模修理がおこなわれる五重塔の初層内陣が特別に公開される。

期間は10月29日から11月20日までの毎週金・土曜日(開催地により異なる)。詳細は奈良市観光協会にて。

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