小芝風花「最終話は、本当にやりたいことを見つける回に」

『彼女はキレイだった』で主演を務めた小芝風花
韓国『MBC演技大賞』で10冠に輝いた人気韓国作を原作とし、7月からカンテレで放送されているドラマ『彼女はキレイだった』。
冴えない太っちょ少年から有名雑誌の副編集長へと成長を遂げた長谷部宗介と、優等生美少女から残念女子に降格してしまった佐藤愛、さらにその友人・同僚を巻き込んだ四角関係を描く同作。胸キュンシーンや主人公の大変身がツイッターで話題となり、度々世界トレンド1位の座に輝いている。
そしていよいよ9月14日に最終話をひかえるなか、中島健人とともにW主演を務める小芝風花に同作への思いを訊いた。
人気原作、期待へのプレッシャー

──有名韓国ドラマを原作にした作品ということで、ネット上では放送前からさまざまな憶測が飛び交っていました。出演が決まった際の心境はいかがでしたか?
出演が決まってから原作を観たのですが、すっごくおもしろくて、登場人物もみんな素敵で! 自分が「好きだ」って思える作品を演じられるという喜びと、あと・・・同じくらいプレッシャーもありました。
だけど、原作をリスペクトしつつ、日本版だからこそできる作品を作りたいという思いもあって。スタッフさんたちの熱量がすごく高かったので、「このひとたちと一緒に作品をつくるのが楽しみ!」という思いで撮影に挑みました。
──まさに放送開始後は「日本版」として楽しんでいるひとの声がSNSで多数みられました。第1話から「彼女はキレイだった」が世界トレンド1位の常連となっていますが、注目作への出演という意味でのプレッシャーはどうでしたか?
期待を裏切らないようにしたいという思いはありました。でも、原作の全16話に対して日本版は全10話と結構タイトなので、ダレることもなく毎話おもしろくなっていくという自信があったんですよ。だから、第1話の盛り上がりをみて、「これからどんどんみなさんに楽しんでもらえるだろうな!」って、ワクワクが一番大きかったです。
SNSも熱狂の第5話

──なかでも、小芝さん演じる愛が冴えない見た目から今風の女子に大変身を遂げて大盛り上がりとなった第5話ですが、小芝さん的にも肝いりのシーンだったんでしょうか?
第5話の変身は本当に、照明さんやカメラマンさんに「ここだけでいいからかわいく撮ってください!!」ってお願いしました(笑)。ここまではほとんどノーメイクで、下地にそばかすを描きたすくらいだったんですよ。だから、変身シーンではアイシャドウやリップの色をメイクさんたちと「どうしようか!?」ってすごく相談して・・・なので、盛り上がってもらえてうれしいです!
──愛の変身後、演技面でも意識した点はあるんでしょうか。
愛ちゃんの根底にある純粋さやまっすぐさは変わらないんですけど、「雑誌『ザ・モスト』の一員としてがんばっていくぞ!」っていう強い意志とか、内面のキラキラとか・・・そういった魅力を出せたらいいなって演じました。
──そんな愛とご自身で、演じていて共通するところも?
普段から「うれしい」「楽しい」「眠い」とかわかりやすいタイプなので、喜怒哀楽がはっきりしてる愛ちゃんと似てるかもしれないです。
現場は「みんなに出あえてよかった!って雰囲気」

──ドラマでは、友人・同僚など複雑な四角関係が描かれていますが、撮影現場の雰囲気はどうですか。
めちゃくちゃ仲が良いです! わたしが1番年下なんですけど、みんな全然気にせず接してくれるので敬語もとれていって・・・同級生みたいです。全員この作品が大好きなので「どうやって盛り上げていこう?」って相談したり。みんなそれぞれ思いを口に出すタイプなので、「みんなに出あえてよかった!」って雰囲気です。
──ドラマ発表時には、中島さんに対して「キュン死させていただきたい」とコメントされてましたが、小芝さん的一番の「キュン死」シーンはどこでしょうか?
毎話すごく素敵なんですけど、7話の電話での「会いたい」は特にキュンキュンしました。そんなの言われたら「(赤楚衛二演じる)樋口さんごめん!」しか言えなくなる!
でも、現場では宗介さん(中島)にときめくことが多いんですけど、オンエアを観ると樋口さんにキュンとすることが多いです。愛のいないところでフォローしてくれてたり、見守ってくれてたりするので。よくプロデューサーさんと、「樋口さんの敗因は陰で動きすぎ!」って話しています(笑)。
──樋口さん、縁の下の力持ちすぎましたね・・・。
第6話の冒頭で、変身した愛に樋口さんが小声で「がんばれ」って言ってくれてたのとか、同じシーンなのに、わたしは放送まで気づいてなかったんですよ。「こんなこと言ってくれてたん!?」ってめっちゃキュンとしました! 演じてるので台本も展開も知ってるんですけど、一視聴者としても楽しんでます。
──そんな『彼女はキレイだった』もいよいよ最終話(9月14日・夜9時放送)ですが、ファンのみなさんにひとことお願いします。
最終話は、登場人物それぞれが本当にやりたいことを見つける回になっています。未来を見つめたからこそのケンカだったりとかも・・・。4人がどのような決断をして結末を迎えるのか、見守っていただきたいです。
写真/Ayami
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