生田斗真のドキュメンタリー、ネトフリで配信…盟友との共演

2021.8.16 20:15

稽古中の生田斗真(撮影 田中聖太郎)

(写真1枚)

俳優としてドラマや映画、舞台で活躍する生田斗真。新作歌舞伎に挑む生田に迫るドキュメンタリー映画『生田斗真ドキュメンタリー 〜挑む〜(仮)』が、Netflixで2022年春に配信される。

1997年に連続テレビ小説『あぐり』で俳優デビュー以降、数々の作品で唯一無二の役を演じ、2011年には初の主演映画『人間失格』と『ハナミズキ』でブルーリボン賞新人賞を受賞。その演技力が認められ、2019年には大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に出演し、2020年には向田邦子賞受賞作『俺の話は長い』(日本テレビ系)で『東京ドラマアウォード2020』主演男優賞に輝くなど着実にキャリアを重ねてきた。

そんな生田が今回新たに挑戦するのは、日本の伝統文化「新作歌舞伎」。高校の同級生であり、親友の歌舞伎俳優 ・尾上松也が2009年より主宰する歌舞伎自主公演シリーズの最終公演『「挑む」Vol.10 〜完〜』に特別出演することとなったのだ。

11歳からジャニーズJr.として芸能活動を開始し、アイドルとしてのスタートを経たあと、俳優の道を極めてきた生田。そして、歌舞伎役者として5歳で初舞台、歌舞伎のみならずドラマやミュージカルなどで幅広く活躍する松也。高校時代、「いつか同じ舞台に立つ」と約束した2人が、今年8月ついに新作歌舞伎で初共演、20年来の約束を果たす。

◆ 生田の約2カ月半に完全密着、松也とのインタビューも

本公演の地は演劇の街・下北沢の中心的存在である「本多劇場」、演目は新作歌舞伎『赤胴鈴之助』(あかどうすずのすけ)。松也の父である故・六代目尾上松助が子役時代の昭和30年代、同名漫画を原作としたテレビドラマ版の主役を務めた、松也にとって所縁の作品だ。この演目で生田は、松也演じる赤胴鈴之助の兄弟弟子でライバルの竜巻雷之進(たつまきらいのしん)を演じる。

配信では、かつら合わせをした日から公演を終えるまでの生田の約2カ月半に完全密着。生田が初めての世界に飛び込む戸惑いや、懸命に稽古に向かう真摯な姿を描き出す。また生田と松也のインタビューでは、舞台での共演を実現するに至った20年来の友情を掘り下げるほか、人生の大半をエンタメの世界で生きてきた2人の軌跡を辿る。

またNetflixでは本ドキュメンタリーの配信に合わせ、8月13日に初日を迎えた新作歌舞伎公演の映像化作品の全世界配信も決定。生田は、現在も撮影進行中の本ドキュメンタリーと新作歌舞伎公演の映像化作品について、「高校時代、教室の隅で松也くんと交わした約束が、時を経てこんなにも大きなプロジェクトになるなんて、あの頃の僕達に教えてあげても信じてもらえないだろうな」と振りかえる。

松也は「一筋縄ではいかなかった公演ですが、我々2人と共演者、そしてスタッフの熱い思いを裏から表まで堪能していただけましたら幸いです」と、大舞台への抱負を語った。『生田斗真ドキュメンタリー 〜挑む〜(仮)』、そして舞台本編『「挑む」Vol.10 〜完〜』は2022年春、Netflixにて全世界独占配信予定。

Netflixドキュメンタリー映画『生田斗真ドキュメンタリー 〜挑む〜(仮)』

配信:2022年春、Netflixにて全世界同時配信予定
出演:生田斗真、尾上松也
演出:相澤雄

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