大阪府が報告した10代の重症者、実際は中等症に「なぜ?」

2021.8.5 19:30

大阪市北区にある「大阪市役所」

(写真2枚)

大阪府が8月4日に発表した「日々の感染状況」の重症者12人のなかに、基礎疾患のない10代女性が含まれていたが、この内容について5日、大阪市が「確認をとると中等症1の方で、重症ではなかった」と訂正した。

状況把握のため現地の病院に確認をした大阪市の松井一郎市長は、「(患者さんは)8日ほど前から微熱が出て、自宅待機されていた。あまりにも続くため、かかりつけ医の紹介で重症病床を持つ府の病院を受診したところ、肺炎の兆候ありだが中等症1だった」と報告。

「酸素投与は必要がない状況で、入院はされているが、様子を観察中」と大事には至ってないことを説明した。

これまでは、子どもたちが重症になった事例がないとし、学校運営については修学旅行なども実施する方針を示していた松井市長。

今後については、「まったく基礎疾患がなく、若い層が重症になるということが明確になったときには、学校運営も含めて新しい基準で物事を考える」と、ことの重大さに言及した。

今回、中等症を重症扱いとして報告した府の情報公開。松井市長は、「重症ベッドに入っているが、重症じゃないのだから・・・。府がなぜあんな言い方をしたのかわからない。現状をそこまで聞き取る作業に手が回らなかったのだろう。担当部局を通じて医学上の症状に応じた中等症、重症の判断基準に沿ってもらうよう申し入れます」と話した。

取材・文・写真/岡田由佳子

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