息を飲む美しさ…! 世界遺産・東寺でアートな異空間を体感

2021.8.3 06:15

チームラボ 《瓢箪池に浮遊する呼応するランプ》(C)チームラボ

(写真8枚)

アート、サイエンス、テクノロジーを融合し、人間と自然の新たな関係、認識をテーマにした作品を制作している集団「チームラボ」。彼らが「東寺」(京都市南区)を舞台に、アートイベント『チームラボ 東寺 光の祭-TOKIO インカラミ』を8月6日より開催する。

創建から約1200年の歴史を持ち、現存する唯一の平安京の遺構である東寺。そこでチームラボはどんな作品を提示するか。それは、観客の動きや自然環境の変化で次々に光や映像が変化する作品の数々だ。

たとえば、五重塔を望む瓢箪池では、水面にたくさんのランプを浮遊させる。ランプはそれぞれが自律しており、近くを人が通ると、もしくは風が吹くと、強く輝いて音色を発する。その光は他のランプにも伝播し、音色を響かせながら連続していく。

また、講堂には花々のCGが、金堂には書の墨蹟をテーマにした映像が投影される。それらはコンピュータープログラムによりリアルタイムで生成されたものであり、あらかじめ記録した映像を再生しているのではない。そして映像は人々のふるまいの影響を受けて変化し、同じ映像が現れることは決してない。

このように、出来合いの表現物を再現するのではなく、その瞬間に生み出される一期一会のアートを見られるのがチームラボの魅力だ。夜の東寺で彼らの世界を満喫すれば、酷暑を忘れて幻想の世界に浸れるだろう。開催期間は8月6日から9月19日まで、平日一般1600円ほか。

文/小吹隆文(美術ライター)

『チームラボ 東寺 光の祭 - TOKIO インカラミ』

日程:8月6日(金)~9月19日(日) 8月20日(金)・21日(土)・9月5日(日)休
時間:8月6日(金)〜9月4日(土)19:00~ 
   9月6日(月)〜19日(日)18:30〜 ※8月31日(火)までは21:00閉場、それ以降は公式サイトで後日発表
会場:真言宗総本山 東寺(教王護国寺)(京都市南区九条町1 ※入場は大宮通沿い「慶賀門」北側)
料金:一般1600円(土日祝2200円)、中小生600円(土日祝800円)
TEL:チームラボ 東寺 光の祭 事務局 0570-200-883(平日・土曜11:00~16:00)

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