パッケージごと忠実に再現、人気の地元アイスがガチャに

2021.7.18 14:15

「ブラックモンブラン」(佐賀県・竹下製菓)、「グリーンソフト」(和歌山県・玉林園)、「ジャムモナカ」(鹿児島県・セイカ食品)

(写真3枚)

その土地ならではのフレーバーで、地元民にこよなく愛され続ける「ご当地アイス」。そんな各地のご当地アイスをパッケージごとミニチュアで再現した『地元アイス ミニチュアフィギュア』シリーズが、7月下旬からカプセルトイで発売される。

地元アイス愛好家で文筆家の甲斐みのり氏が監修しミニチュア化されたのは、1道1都3県で販売されている5種類のアイス。実在する商品がミニチュア化したときの驚きが感じられるよう、商品パッケージに書かれている文字情報などのディテールをより忠実に再現できるようこだわったという。

関西からは和歌山県の老舗茶屋で誕生した世界初の抹茶ソフトクリーム「グリーンソフト」(玉林園)が登場。大きく印字されたアヒルのマスコットキャラクター・グリンちゃんが目印の同商品だが、パッケージ内でアイスを包んでいる巻紙まで再現されている徹底ぶりである。

「北海道とうきびアイスモナカ」(北海道・さくら食品)、「復刻版 ホームランバー」(東京都・共同乳業)

また知名度は全国区の「復刻版 ホームランバー」(東京・共同乳業)も。アイスを包む掛け紙は当時のデザインを復刻したもので、掛け紙を破くと中からバニラとチョコアイスが顔を覗かせる。ホームランバーを含む全商品のパッケージは開封して中身を取り出すことが可能だが、どれも開封したあとは元の状態に修復することはできないので注意が必要だ。

そのほか、発祥の佐賀にとどまらず九州各地で愛されている「ブラックモンブラン」(佐賀・竹下製菓)や、「南国白くま」や「ボンタンアメ」と同じ会社からうまれた「ジャムモナカ」(鹿児島・セイカ食品)、とうもろこし型のモナカが特徴的な「北海道とうきびアイスモナカ」(北海道・さくら食品)の3品がラインアップに。クランチやモナカなど、アイスの持つ質感にもこだわったという。

SNS上では、販売前から欲しい商品名を叫んでラブコールを送るファンが多く見られ、「実際のアイスも手に取りたいほどの出来」「中身見たいから観賞用と開封用で買わなきゃ」と細部までこだわったリアルさに期待の声があがっている。

価格は1個300円で、カプセルには各店舗とアイスの紹介文を掲載した解説書が同梱される。購入は全国のカプセルトイ売場や雑貨店などにて(販売開始時期は店舗によって異なる)。

文/たなかゆうこ

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