1年遅れで『ドラえもん展』が京都で開幕、限定グッズも

2021.7.15 06:45

館内には写真に収めたくなるようなドラえもんの姿がちらほら

(写真9枚)

国内外で活躍するアーティストらが、人気アニメ『ドラえもん』をテーマに作品を手がけた『THE ドラえもん展 KYOTO 2021』が、「京都市京セラ美術館」(京都市左京区)で、7月10日より開催中だ。

もし「あなたの『ドラえもん』をつくってください」と言われたら? 本展では、28組のアーティストがそんな「お願い」に対してそれぞれの手法・表現でアプローチ。絵画をはじめとし、写真、マンガ、アニメ、ぬいぐるみにドレスなど、アーティスト独自の解釈で『ドラえもん』の世界が描かれている。

しりあがり寿氏によるアニメーション作品『万事解決!劣化防止スプレーの巻』では、ギャグ漫画家としての目線で描かれた少しシニカルな『ドラえもん』ワールドが広がる。また、奈良美智氏の『依然としてジャイアンにリボンをとられたままのドラミちゃん@真夜中』は、目元に涙をにじませた「ドラミちゃん」がなんともいえない切なさを誘う。

開催日の前日に行われた内覧会では、「藤子・F・不二雄プロ」の代表取締役社長・赤津一彦氏による祝辞も。本来なら『ドラえもん』の連載開始50周年に合わせて昨年開催される予定だったことに触れ、「今年は、遅刻した50周年のつもりで各種イベントをおこなっている。ギャグ漫画である『ドラえもん』のような微笑ましい1年になれば」とコメントし、笑いを誘う場面もあった。

同じく内覧会では、参加アーティストの一人・鴻池朋子氏が自ら手掛けた『しずかちゃんの洞窟(へや)』を解説。牛革に「しずかちゃん」を描いた本作では、制作中にネズミが出没し、キャンバスでもある皮をかじるというエピソードも披露された。

300アイテム以上揃ったオリジナルグッズも見どころのひとつだ。老舗の宮脇賣扇庵とのコラボによる特別扇子など、京都会場限定のグッズもあるので、ドラえもんファンにはたまらないラインアップとなるだろう。期間は9月5日まで、「京都市京セラ美術館」の新館「東山キューブ」にて。一般2000円。

取材・文・写真/つちだ四郎

『THE ドラえもん展 KYOTO 2021』

日時:7月10日(土)~9月5日(日)※月曜休館(8月9日(月・振休)は開館
時間:10:00~18:00 ※入場は閉館30分前まで
会場:京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124)
料金:一般2000円、大学・専門学校生1500円、高校生1000円、中小学生500円
電話:075-771-4334

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