ワクチン接種の進む神戸市、49歳以下の予約開始を前倒しへ

新型コロナワクチンの接種状況について説明する久元喜造神戸市長(6月24日、神戸市役所)
神戸市の久元喜造市長は、6月24日におこなわれた定例会見で、新型コロナウイルスワクチン接種の進捗状況を発表。会見当日に対象者全員(16歳以上)への接種券発送を完了したことを報告し、「順調に進んでいる」と説明した。
市民152万人(接種対象でない子どもも含む)のうち、1回目の接種済みが26.2%、2回目の接種済みが10.4%の神戸市。23日時点での1回目の接種実績が、兵庫県全体で14.3%、全国平均が15.0%であることを考えると、進捗はスムーズのようだ。
同市は64歳以下の対象者に対し、接種の予約開始日を上の年代から段階的に定めているが、「できるだけ早く接種を進めたい」(久元市長)と、49歳以下の予約開始日を前倒しすることを発表。
40代の予約開始日は当初の7月10日から8日に、30代は7月15日から12日に、10代と20代は7月20日から15日に早まった。
また、一般より優先的に予約ができる対象者も拡大。学校の教職員、福祉相談窓口の職員、理容師・美容師などは年齢に関係なく、7月5日から予約を受け付けるという。久元市長は、「これまでにクラスターが発生した施設や、マスクをしていない人と接する可能性が多い方々に着目した」と、優先対象にした理由を説明した。
そして12~15歳の子どもに向けては、7月21日から接種券を発送。これまで国の方針が定まっていなかったが、6月22日に国が個別接種を推奨する形で通知を出したことに準じた。
最後に久元市長は、「65歳以上の方の予約も引き続き受け付けています。お助け隊(ネット予約を手伝うスタッフ)の配置期間も6月末から7月30日まで延長するので、ぜひ活用してください」と、接種希望者への予約を呼びかけた。
取材・文・写真/合楽仁美
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