南大阪・堺に続々オープン、歴史ある街にバーチャル観光名所

2021.6.26 06:45

「百舌鳥古墳群ビジターセンター」に登場した巨大スクリーン。床にまで投影され、映像の世界に没入しているかのような不思議な感覚が味わえる

(写真7枚)

「百舌鳥・古市古墳群」として大阪初の世界遺産登録(2019年)に沸いた堺に2021年春、最新の観光スポットが続々と誕生。3月に大迫力の8Kシアターを有する「百舌鳥古墳群ビジターセンター」(堺市堺区)、4月には「さかい利晶の杜」(堺市堺区)に最新VR体験ができるスペースが続けてオープンした。

今回は、緊急事態宣言が明けた最初の週末におすすめしたいバーチャル体験が楽しい2つの新スポットを紹介していこう。

「8K映像で堺のまちを空中散歩」

「仁徳天皇陵古墳」を鳥の目で見ることができる「百舌鳥古墳群ビジターセンター」の巨大スクリーン
「仁徳天皇陵古墳」を鳥の目で見ることができる「百舌鳥古墳群ビジターセンター」の巨大スクリーン

まず紹介するのは、日本最大の「仁徳天皇陵古墳」のすぐそばにオープンした「百舌鳥古墳群ビジターセンター」。仁徳天皇陵古墳の立体模型や、百舌鳥・古市古墳群をはじめ全国の古墳にまつわる展示などで、古墳について学べる施設だ。

なかでも注目は、アーチ状の巨大スクリーン(約14m×約3m)を有するシアタールームで、投影されるのは堺上空からの映像や、堺の歴史・文化を旅する内容。映像は床にまで投影されるので、映像の世界に没入しているかのような、不思議な感覚が味わえるはずだ。これで入館無料というのが信じられない。

全国にある古墳を示すパネル展示
全国にある古墳を示すパネル展示
大仙公園観光案内所も館内に併設
大仙公園観光案内所も館内に併設

同じく4月には、隣接する大仙公園内にある「堺市博物館」(堺市堺区)の古代展示も、百舌鳥古墳群にフィーチャーした内容にリニューアル。古墳めぐりの予備知識を得るには最高の拠点になっている。レンタサイクルで、大仙公園周辺から百舌鳥古墳群をめぐるコースはウィズコロナ時代の観光にもおすすめだ。

「最新VR空間で千利休と対峙」

「タイムトリップ堺」では最新のVR技術で中世の堺の街並みや人々の営みを眺めることができる
「タイムトリップ堺」では最新のVR技術で中世の堺の街並みや人々の営みを眺めることができる

次に紹介するのは、堺の偉人・千利休と与謝野晶子を通じて堺の歴史・文化を体験できる「さかい利晶の杜」(堺市堺区)内に新たに設置された、最新VR「タイムトリップ堺」。

街全体が濠(ほり)で囲まれた中世の「環濠都市・堺」がテーマで、当時の街並みが最新のVRで再現され、街の様子や人々の営みをさまざまな角度から眺めることができる。

また別のシーンでは、茶室に3DCGホログラムの千利休が現れて、利休が点てたお茶をいただく疑似体験も。高身長だったという利休の大きさも見どころのひとつだ。

2畳の茶室のサイズ感も実感できる
2畳の茶室のサイズ感も実感できる
気軽にできる茶の湯体験なども
気軽にできる茶の湯体験なども

ほかにも堺旧市街には、4月にリニューアルした「堺伝統産業会館」(堺市堺区)の「刃物ミュージアム」もあり、包丁のシャンデリアは必見。阪堺電車(チン電)に乗って、温故知新な堺旧市街を周遊するのもよさそうだ。


どちらも最新技術を駆使し、時代や空間を越えて、今まで見たことの無い堺の姿を見せてくれる。まだ遠くへ旅行には行けないけれど、近場でできる新しい体験を求めて、週末は堺を旅してみてはいかがだろう。

2つのスポットや近隣の立ち寄りスポットは、ムック『南大阪の本』(発行:京阪神エルマガジン社)でも紹介されています。

南大阪・堺の新スポット

「百舌鳥古墳群ビジターセンター」
住所:堺市堺区百舌鳥夕雲町2-160
営業:9:00〜18:00
電話:072-245-6682

南大阪・堺の新スポット

「さかい利晶の杜」
住所:堺市堺区宿院町西2丁1-1
営業:9:00〜18:00(最終入館17:30) ※タイムトリップ堺は9:30〜、最終17:00
電話:072-260-4386
料金:300円 ※タイムトリップ堺1400円(展示観覧含む)

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