「松本人志は神」、蛍原&たむけんが『松本家の休日』語る

6月2日に発売するDVD『松本家の休日 Final』。左から出演者のたむらけんじ、蛍原徹
蛍原「『松本家』ってこういう感じでやってるんや、って」
──これもDVDに収録されていますけど、同じくお父ちゃんネタで、たむらさん演じるけんじの実のお父さんも判明しますよね。前のお父ちゃんの子ではなかった、と。
たむら:実の父親がくっきー!やった、ってやつですよね。っていうか、あれもあいつが勝手に言い出したことなんです。僕は今でも松本家の子どもやと思ってますから。「あいつ、またアホなことを言ってる」となりましたよ。そういう設定とか何も知らなかったですし、もともと番組のトークパートってフワーッとした感じでやっているんで。ほんまに完全フリートークなんですよ。
蛍原:初めて収録に参加したとき、「『松本家』ってこういう感じでやってるんや」と思いました。
たむら:やっぱり、お母ちゃんに頼っちゃうところがあるんですよね。「松本さんがおれば何とかなるやろ」って。でもほんまはそれではダメなんです。もっと前に出ていかなあかん。ただ、どうしても松本さんのトーク力を前にすると主導権を取れないというか。
──DVDの特典映像でも、天王寺でボルダリングをしていて、蛍原さんがせっかく痛い思いをしながら笑いを誘ったのに、結局は松本さんがオチを全部持っていく場面がありました。
蛍原:「切れたかもしれん!」ってやつでしょ。
たむら:でも実はあのとき、現場が一瞬凍りついたんです。「松本さん、めっちゃ怪我したんちゃうか!?」って。でも見てみたら、血は出てなかった。なんてことなかったです(笑)。
──あの天王寺の回では、みなさんが松本さんのマッチョキャラに着目していた点も見逃せませんでした。「ゴリラがいる」とイジったりして。
たむら:松本さんはものすごく懐が深いし、いろいろイジっても「あれは言い過ぎやろ」と注意されたことはないんです。確かに『松本家』が始まった頃は、考えていた部分もあります。それでもかなり早い段階で「全然大丈夫やん、何でもやらせてもらえるやん」という感じになりましたね。
蛍原:いや、でも僕のなかでは無意識に超えたらあかんラインはやっぱり引いているかなあ。何となくの感覚やけど。けど、松本さん自身は何を言われてもオッケーのスタンスやと思います。
──京都のロケの回で、たむらさんが蛍原さんに「今度、YouTubeの番組をやるんです」と話したら、蛍原さんがいろいろ勘違いしてめちゃくちゃ怒ったという裏話もおもしろかったです。
蛍原:あのときはもう、頭がいっぱいいっぱいだったので(苦笑)。だから「こいつ、何を嫌味なこと言うとんねん」という感じだったんです。
たむら:「僕が雑にイジったみたいになったんやろうな」と後々に気づきました(笑)。蛍原さんって、僕がデビュー当時から一緒に草野球とかやったりしてるけど、1回も怒ったところを見たことがなかったんです。やさしいイメージだったから、あのときはびっくりしました。「違うんです、僕がYouTubeをやるんです」ってすぐに説明しました。

たむら「コロナがおさまったら、レギュラーで戻ってきたい」
──それこそ『松本家の休日』は街ブラのロケがメインですけど、一線を超えてくる一般の方が集まってきたりはしませんでしたか。
蛍原:むしろ一般の方は、松本さんを見ると一歩引く感じでしたね。「あ、あ、ホンモンや」って空気。やっぱりオーラがすごいんでしょうね。僕の方にはおばちゃんが寄ってきて「これ、何チャンのロケ?」とか気軽に尋ねてくるけど。
たむら:番組が始まった当初はみなさん、松本さんが大阪におるとは思わなかったみたいで。まず僕に気づくんです。「おっ、たむけんが何かロケやってるやん」と。で、じっくり見てみたら「うわっ、松っちゃん!」みたいな反応が多かった。あとロケで入ったお店では、松本さんが座った椅子は聖地になると聞きます。お客さんがそこに座りたがるという。
──新型コロナの影響で街ブラができなくなり、惜しまれながら番組は終了しました。ただ、復活を心待ちにしている人は多いはずです。
蛍原:僕が偉そうに言える立場ではないですけど、復活できたらありがたいですね。
たむら:今回のDVDもファイナルと言っているけど、これからも『松本家』の夏休み、冬休み、春休みという形でやりたいと話しているんです。で、コロナがおさまったらレギュラーで戻ってきたいですね。

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