入院病床不足で医療ひっ迫の大阪、5月増床も「外出やめて」

2021.5.13 06:15

増床できたにもかかわらず、依然厳しい病床の運用状況(5月12日・大阪府庁)

(写真6枚)

新型コロナウイルス感染症の拡大により、依然病床がひっ迫している大阪府。各医療機関に緊急要請した結果、重症病床が約90床増、軽症中等症患者用も約550床増床し運用していることが、5月12日の知事定例会見で発表された。

第4波によりひっ迫した病床不足に対応するため、4月初旬には重症病床確保を、4月19日にも軽症中等症の病床を確保するため、民間を含む府内178病院に緊急要請をおこなっていた大阪府。

その結果、半数以上の95病院が対応し、重症病床はGWの臨時確保で一時364床まで増床。現在臨時分は運用を終えて11日の時点で356床となり、軽症中等症病床も10日以降は約2300床と約550床の増床ができる見込みとなった。

現在の大阪府の感染状況は、直近1週間の前週増加比で0.79倍、1日平均851人と減少傾向に。しかし、医療体制は極めて厳しい状況で、重症患者401人(5月11日時点)のなか、運用病床356床に355人が入院、残り46人は対応可能な軽症中等症患者の病院で受け入れられている。

また、軽症中等症の病床は2243床に対し入院が1789人だが、重症者の治療をおこなっていることもあり、実際の受け入れ可能な病床数はもっと少なく、医療体制のひっ迫は6月末まで続くと想定されている。

会見で吉村洋文知事は、「ご協力いただいた医療機関、医療従事者の方には本当に感謝を申し上げたい。感染者を減らすのが、病床のひっ迫を和らげることでも非常に重要。宣言期間中の外出はやめて、できる限り自宅にいていだきたい」と訴えた。

取材・文・写真/岡田由佳子

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